◆第108回全国高校野球大阪▽準決勝 履正社6―0金光大阪(26日・大阪シティ信用金庫スタジアム)

 履正社が決勝進出を決めた。西武の辻竜太郎2軍野手チーフコーチを父に持つ主将・辻竜乃介三塁手(3年)が3安打4打点と勝利に貢献した。

 2回1死二、三塁で二ゴロの間に先制すると、3回には4番の辻が左前適時打。4回も2死満塁から右翼へ2点適時二塁打を放ち、金光大阪を突き放した。6回1死一、三塁でも右前へ適時打。打線の軸として仕事をした。

 試合前には父から「バッティングの調子も良いから、このまま自分のスイングをして自分のプレーをして絶対勝てよ」と連絡があった。決勝での観戦を予定しているというが「チームで勝つことが一番で、お父さん以外にもいろんな方が見てくださるので期待に応えられるような結果を出したい」と活躍を誓った。

 投げては2年生投手・上山篤慶が9回を141球で完封。エースの木村颯投手(3年)を温存することもできた。多田晃監督(48)は「思った以上に相手打線を抑えてくれた。ランナー出す場面でも落ち着いて投げていたので安心して最後まで任せられた」とたたえた。

 24年、25年と準決勝で大阪桐蔭の高い壁に阻まれ、甲子園には届かなかった。辻主将は「甲子園まであと1つというのは、意識したくなくても意識してしまうのが野球。

履正社が2年半やってきたことをしっかりできることを一番に考えて、ベストプレーができたらいい」と意欲を燃やした。

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