スポーツ報知評論家の高木豊氏が30日に自身のYouTubeを更新し、巨人と同率首位に並ぶ阪神の森下翔太外野手について言及した。

 森下は、ここまでリーグトップの24本塁打を放つなど、球団史上初の連覇を目指すチームに欠かせない存在となっているが、7月の成績は、打率.234、本塁打5本、打点12。

本塁打や打点は上位成績であることから、「よくやってんじゃん」「なんの文句があるんだよ」などとコメントしつつ、「本人からすると不本意な2か月かなっていう感じがする」と、成績が低いといわれることについては、仕方のないことだとした。

 4番を務める佐藤輝明内野手による本塁打1本で完封勝ちとなるゲームもあることから、クリーンアップについて「そんなに悪いっていう印象はない」と語り、「ホームランが出ないとかチームが負けてると敗因を調子の悪さに背負わされる。打率の悪さに背負わされる。2人にとってみたらいい迷惑だけど」と、チームの軸となる打順であることも相まって、成績がよりシビアにみられる現状に同情のコメントを寄せた。ただ、好調を続けていた上半期と比較すると、数字は落ちてきているため「印象的にはちょっと落ちたかなっていうような感じがするよねペースがね」と同意しつつ、「上げてくるだろうなというふうに思う」とコメントした。

 また、6月6日の楽天戦でプロ初となる退場処分を受けたことについても言及。高木氏は自身の現役生活を振り返り、「俺もめちゃくちゃ言ってた。俺も退場になったし。森下!お前の気持ちは分かる。ものすごくわかる」と共感のコメント。「1球にかけてるんだよそれだけ。だから早くこれを導入してほしい」と続け、頭をポンとたたく仕草を見せ、メジャーで導入されている、ストライク・ボール判定に異議を唱えられるABS(ロボット審判)の導入について言及した。

 高木氏は、打席にかける思いが強いことを褒めたたえたうえで「それで飯食ってるしな」と同情のコメント。中央大学・そしてプロ野球界の先輩として、「カッカしても自分が損するだけ。度量として受け入れろ。そしたら選手としてもう一つ大きくなるよ」とアドバイス。25歳と若いことを踏まえて、「血の気が多いからカッとなってるかも分からない」と気持ちを推しはかりながらも、「審判がいないと野球は成立しない」「打てなくても審判のせいにしちゃ絶対いけない。恨みに変わるから。恨みを持ちながら野球やるんだったらやらない方がいい」と、審判へのリスペクトを忘れてはいけないと説いた。

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