エンゼルスは11日(日本時間12日)、マイク・マダックス投手コーチ、ドム・チティ投手コーチ(ブルペン担当)、ダリル・スコット投手コーチ補佐の3人を解雇したことを発表した。

 シーズン終盤にさしかかる中でテコ入れを決断したモゼリアクGM代行は球団を通して「カート(スズキ監督)とコーチ陣や、今後についてじっくりと話し合った。

その結果、変化を求めるのが最適だと判断した。今季の残り7週間を使って、投手陣がどのようにレベルアップと、今後のベストな状態を作っていくために、何が必要かをこれからも検討していく」とコメントを発表した。

 ここまでチーム防御率は4・51はリーグ11位(15チーム中)、508与四球はリーグワーストと投手陣は苦しんできた。

 18~23年に大谷翔平投手、25年からは菊池雄星投手が所属しているエンゼルス。14年に地区優勝を果たしてポストシーズンに進出したのを最後に、11年連続でポストシーズン進出を逃している。今季もここまで45勝74敗の借金29と低迷。勝率3割7分8厘は全30球団でワーストとあって12年連続でポストシーズンを逃すことが濃厚となっている。

 チームが長らく低迷していることから、今季中にはチーム再建へ向けて様々な手を打ってきた。6月には20年シーズン終了後から編成トップに立っていたミナシアンGMを解任。モゼリアクGM代行が先頭に立ってチーム再建の重責を担っている。

 さらにトレードでは、正捕手のオハピーをレンジャーズに放出しただけでなく、先発のソリアーノをブルージェイズ、リリーフのシルセスをレンジャーズ、スーターをブレーブス、ゼファジャンをカブス、イエーツをパイレーツにトレードで放出し、外野手のアデルもガーディアンズに移籍するなど主力選手を一気に手放して、若手有望株を獲得した。さらに19年に本塁打王に輝いた実績も持つソレアをDFA(事実上の戦力外)にもした。

 来季以降を見据えてチームを本格的に解体し、再建に舵を切っているエンゼルス。今後の動きにも注目だ。

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