来年2月7日に開幕する「ダラス・オープン」(アメリカ・ダラス/ATP250)は、12月20日、錦織圭(日清食品/世界ランク47位)とテイラー・フリッツ(アメリカ/同23位)の出場を発表した。
【画像】錦織圭らの出場を発表した大会ツイート
今年からダラスに開催地を移して開催される同大会は、2018年から2020年までニューヨークで開催されており、その前のメンフィス開催の時に錦織は2014年から3連覇を達成した。
なお、錦織とフリッツのほか、ジョン・イズナー(アメリカ/同24位)やライリー・オペルカ(アメリカ/同26位)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/同28位)らの出場が発表されており、トーナメントディレクターを務めるピーター・レベデフス氏は、「テイラーと圭が、出場選手に加わり信じられない。2月にダラスで会えるのを楽しみにしている。テイラー、ジョン、ライリーの現在アメリカのトップ3の出場が決まったし、圭とグリゴールはそれぞれの国の歴史上最高のプレーヤーであり、ダラス・オープンに国際的なスポットライトをもたらしてくれる」と述べている。
同じ週には、錦織が2021年シーズンに出場したATP500ロッテルダム大会が開催されているものの、今年はダニール・メドベデフ(ロシア/同2位)やステファノス・チチパス(ギリシャ/同4位)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア/同5位)、フベルト・フルカチュ(ポーランド/同9位)、ヤニック・シナー(イタリア/同10位)らトップ10のうち5名が、すでに出場を表明。ハイレベルな戦いが予想される。
グランドスラムでシードがつく30位以内を目指す錦織にとっては、拠点のあるアメリカの大会でランキングを上げるために少しでもポイントを稼ぎたいところだ。