ブレントフォードのI・チアゴ Photo/Getty Images
苦労人だった
ネイマールの代表入り、ジョアン・ペドロの落選。日本時間19日に発表された2026年W杯に臨むブラジル代表メンバー26名は、発表後から論争を呼んでいる。
ヴィニシウス、エンドリックと、今大会のブラジル代表FWには10代から世界的に注目され、ヨーロッパへ渡った選手たちがいる。チアゴは、その対極にいる。ブラジル国内の下部リーグからキャリアを始め、若い頃はレンガ職人の助手、スーパーマーケットのチラシ配りなど、様々な仕事を務めた経験を持ち、そこからブルガリア、ベルギーを経て、プレミアリーグへ辿り着いた。
英『SportsMole』も、「レンガ職人助手からブラジル代表へ辿り着いたストライカー」と、その異色のキャリアを紹介した。
転機は23-24シーズン。当時所属していたクラブ・ブルージュをリーグ優勝とECL準決勝進出に導き、自身も公式戦29ゴール6アシストを記録した。その活躍にブレントフォードが注目する。加入初年度の24-25シーズンは、半月板損傷で長期離脱を余儀なくされ、リーグ戦8試合無得点に終わった。それでもリハビリを経て復活した25-26シーズンは、プレミアで22ゴールを記録。ハーランドに次ぐ得点ランキング2位につけている。
今季もチェルシーにエステバンが18歳で加入するなど、ブラジルは早熟の才能がひしめいている。その中で、東欧を経由し、プレミアリーグまで辿り着いたチアゴのキャリアは異質だ。レンガ職人助手として働いていたストライカーは今、世界王者を目指すブラジル代表の一員となった。

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