好調な上昇相場が続く日本株ですが、配当利回りが4%以上の高配当優待株はまだまだあります。株価が上昇してもPBRがまだ1倍前後なら過熱感もなく、さらなる増配期待で株価の高止まりや続伸に期待できます。
「株価に過熱感がない」を条件に配当利回り4%超の好業績優待株を厳選!
日経平均株価が史上最高値を更新する中、優待株の多くも株価が上昇。さすがに配当利回りが5%を超えるような高配当優待株はほぼ、なくなりました。
しかし、東京証券取引所(以下、東証)が「資本コストと株価を意識した経営」を要請していることもあり、株主還元に積極的な3月優待企業の中には、配当利回りが4%を超えている好業績銘柄もまだあります。
好調な上昇相場が続く今は「株価に過熱感がなく高値つかみの心配がない」ことも重要です。
株価がいまだ割安かどうかを測る指標としては株価純資産倍率(PBR)と株価収益率(PER)が有名です。
PBRは株価がその企業の持つ純資産の何倍まで買われているかを示した指標。PERは株価が年間に稼ぐ純利益の何倍まで買われているかを示した指標です。
特に東証の要請もあり、PBRがいまだに1倍を割り込んでいる企業には今後も増配継続による株価上昇に期待できます。
楽天証券の「株主優待検索」なら「こだわり条件」の欄で「PBR1倍以下」にチェックを入れるとPBR1倍割れの優待株を探せます。
そこで配当利回り4%超で、増収増益もしくは業績好転が見込める3月優待株の中から、PBR1倍前後で株価がいまだに割安な有望株を選びました。
No.1は配当性向50%超でエンタメ事業が堅調な AOKI HD(8214) !
高配当かつ好業績な3月優待株No.1は、株主還元に非常に積極的な紳士服業界2位の AOKIホールディングス(8214) 。
3月・9月末に100株保有で、「AOKI」「ORIHICA」の店舗やオンラインショップで使える20%割引5回、「快活CLUB」「コート・ダジュール」の施設および飲食料金総額20%割引10回など、各種割引優待が贈られます。
同社は来期2027年3月期まで、株主に還元する配当金を配当性向50%以上もしくは株主資本配当率(DOE)※3%以上のどちらか高い方に設定。
※DOEは企業が保有する株主資本の何%を株主配当として還元するかを示す指標。株主資本は利益と違って毎年大きく変動しないため、DOEを配当政策に掲げる企業は安定配当に期待が持てる。
今期2026年3月期の予想配当利回りは4.41%※に達しています。
※2026年2月19日の終値を基に計算。以下、株価、投資金額、予想配当利回り、PER、PBRなどは全て2月19日終値を基に計算。
同社はネットカフェの「快活CLUB」、カラオケの「コート・ダジュール」などエンターテインメント事業が売上高の40%を占めるほどに成長中で、今後は24時間フィットネスジムの「FiT24」の拡大に期待がかかります。
今期2026年3月期第3四半期(2025年4-12月)の累計経常利益は前期比2.2%減ですが、通期予想は10%超の経常増益で据え置いており、5期連続の増収増益達成に期待がかかります。
株価はすでにコロナ禍前の高値を超えて2026年1月には1,905円まで上昇。しかしPBRはいまだ1.10倍で過熱感はありません。
自己資本比率が64.7%に達する財務優良企業で、今後も積極的な株主還元に期待できる点も株価の上昇に貢献しそうです。
・権利付き最終月:3月、9月[貸借銘柄]
・株価:1,814円
・配当金:80円(2026年-3月期予想)
・配当利回り:4.41%
・優待発生株数:100株以上
・優待内容:100株以上保有で
(1)「AOKI」「ORIHICA」20%割引10回分(5回分×年2回)
(2)「快活CLUB」「コート・ダジュール」施設および飲食料金総額20%割引20回分(10回分×年2回)
(3)「アニヴェルセル」婚礼10万円割引2回分(1回分×年2回)
(4)「アニヴェルセルカフェ」10%割引10回分(5回分×年2回)。株式の保有数に応じて増加
・その他条件:(1)他の割引券・割引特典と併用可、(2)(4)は他の割引券との併用不可。
最新情報は 企業HP からご確認ください
2位: 伊藤ハム米久HD(2296)
第2位は 三菱商事(8058) が大株主で、ハム・ソーセージで国内首位の 伊藤ハム米久ホールディングス(2296) 。
優待取得には200株(投資金額約124万6,000円)の高額資金が必要ですが、3月末に200株以上保有で継続保有条件なく、5,000円相当の豪華自社商品セットが贈呈されます。
今期2026年3月末の優待品は伊藤ハムの特選ロースハム「伝承献呈」と米久の謹製ベーコン「米久楽宴」のセットを予定。もらったらうれしい気分になるのは間違いありません。
さらに1株でも保有していると、同社のハンバーグや肉だんごなど「株主様限定の特別セット」が特別価格で提供される特典もあります。
同社の今期2026年3月期の予想配当利回りは経営統合10周年の記念配当もあって5.14%に達しています。
来期2027年3月期以降は記念配当がなくなるため、配当利回りは2%台中盤まで低下する見込みです。
しかし、配当水準を横ばいか増配で維持する累進配当かつDOE3%以上を配当政策に掲げているため、今後も安定した増配に期待できる点は心強い限り。
食生活に欠かせないハム・ソーセージの値上げ効果もあり、ここ数年は増収が続き、今期2026年3月期は過去最高の営業利益更新も見込まれています。
2月5日には今期の経常利益を1.8%上方修正したばかり。
株価は好業績を反映して急上昇しているものの、PBRはいまだ1.19倍と割安感があります。全体相場の悪化で急落したときの押し目買いが有効でしょう。
・権利付き最終月:3月[貸借銘柄]
・株価:6,230円
・配当金:320円(2026年-3月期予想)
・配当利回り:5.14%
・優待発生株数:200株以上
・優待内容:200株以上保有で5,000円相当の優待品セット
・その他条件:全ての株主を対象に、株主限定の伊藤ハム、米久の人気商品を詰め合わせた「特別セット」を特別価格で購入可。
最新情報は 企業HP からご確認ください
3位: リョーサン菱洋HD(167A)
3位は半導体・電子部品商社の リョーサン菱洋ホールディングス(167A) 。
3月末に100株保有で継続保有条件なしに、2,000円相当のギフト商品1点が選べます。
株主優待制度を新規に導入した昨年2025年3月末の実績では「静岡発 衝撃のハンバーグ」「<利久>牛タンカレー」「<乳蔵>北海道アイスクリーム」などギフト商品27品の中から1点選べました。
今期2026年3月期の予想配当利回りが4.27%に達する高配当株でもあります。
同社は車載・産業用機器向けの半導体販売が主な事業ですが、今期はゲーム機器向けや人工知能(AI)導入のソリューション事業が好調で、12%の経常増益を見込んでいます。
第3四半期(2025年10-12月)の経常利益がここに来て前年同期比62.5%増と急拡大していることから、通期業績の上方修正にも期待がかかります。
2025年10月には新興AI企業のレトリバと資本業務提携を結び、AIエージェントやフィジカルAIの導入支援サービスを強化。今後の成長分野になりそうです。
株価は好調な第3四半期決算の発表で2月に3,360円の高値まで急上昇したものの、PBRはいまだ0.98倍。今後も増配期待による株価上昇が続きそうです。
・権利付き最終月:3月[貸借銘柄]
・株価:3,280円
・配当金:140円(2026年-3月期予想)
・配当利回り:4.27%
・優待発生株数:100株以上
・優待内容:100株以上保有で2,000円相当のギフト商品1点(「静岡発 衝撃のハンバーグ」「<利久>牛タンカレー」など27品の中から選択)。株式の保有数に応じて贈呈内容が変更、相当金額が増加
・その他条件:ー
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4位: テイ・エス テック(7313)
4位はホンダ系の自動車座席シート部品メーカー、 テイ・エス テック(7313) 。
3月末に200株(投資金額約40万900円)保有で同社の事業所所在地にゆかりのある食品と交換できる優待ポイント3,000ポイントが贈呈されます。
1年以上継続保有で4,000ポイント、3年以上で5,000ポイント、5年以上で6,000ポイントと増額されるので、長期保有のモチベーションになります。
同社は無借金経営で、PBR1倍の早期達成のため、今期2026年3月末はDOE3.5%以上の安定増配と200億円規模の自社株買いを株主還元策として掲げています。
その結果、今期予想配当利回りは4.49%に到達。14期連続増配を続けていることから、今後も安定配当に期待できそうです。
今期第3四半期(2025年4-12月)の累計最終利益は43%減益で、通期の業績が従来予想の18.9%減益から下方修正される恐れがある点には注意が必要です。
今後は中国市場での巻き返しやインドでのスズキ車向け工場立ち上げなどに期待したいところ。
上昇相場に沸く2026年の日本株にあって、出遅れ感が非常に強いのが自動車株や自動車部品株。
現状のPBRは0.76倍と超割安なため、自動車産業が斜陽化しない限り、長期保有向きの高財務銘柄といえるでしょう。
・権利付き最終月:3月[貸借銘柄]
・株価:2,004.5円
・配当金:90円(2026年-3月期予想)
・配当利回り:4.49%
・優待発生株数:200株以上
・優待内容:200株以上保有で自社グループの事業所所在地にゆかりのある食品と交換できるポイント3,000ポイント。株式の保有数・保有期間に応じて増加
・その他条件:ー
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5位: 全国保証(7164)
第5位は住宅ローン保証の最大手・ 全国保証(7164) 。
3月末に200株(投資金額64万1,200円)保有でQUOカード3,000円分が贈られます。
残念ながら、優待制度は今回3月末をもって廃止となりますが、その分、株主配当による利益還元に力を入れる方針です。
最後の優待権利をゲットして、今後は今期予想配当利回り3.59%のさらなる向上に期待しましょう。
同社は住宅ローンの債務保証を手掛けていることからマンション、戸建て住宅の価格高騰が追い風で、前期2025年3月期は過去最高の売上高と利益を更新。
今期2026年3月期は与信費用や人件費負担で小幅の減益を予定しています。
しかし、第3四半期(2025年4-12月)は累計で前年同期比2.6%増の経常増益で着地。通期業績の上方修正も視野に入ります。
株主還元にも非常に積極的で、減益予想ながら今期も13期連続増配予定です。
株価は2025年9月高値の3,582円から現在は3,206円まで調整中。
PBRは1.84倍とすでに1倍割れはクリアしたものの、PERは13.7倍。業績面から見ると、いまだ割安です。
・権利付き最終月:3月[貸借銘柄]
・株価:3,206円
・配当金:115円(2026年-3月期予想)
・配当利回り:3.59%
・優待発生株数:200株以上
・優待内容:200株以上保有で3,000円分のQUOカード。株式の保有期間に応じて増加、贈呈内容も追加
・その他条件:2026年3月末をもって廃止
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配当利回り3~4%台で業績好調or株価が割安な3月優待株!
株価が割高だったり、今期減益予想ではあるものの、予想配当利回りが4%を超える優良優待株には、携帯キャリアの ソフトバンク(9434) や自動車世界9位、二輪世界1位の ホンダ(本田技研工業:7267) もあります。
特にソフトバンクは法人向けIT製品売上が好調で今期の最高益予想をさらに上方修正。
携帯電話事業が減益の NTT(9432) や子会社の架空取引が発覚した KDDI(9433) に比べると業績は好調そのもの。
3月には傘下のスマホ決済会社PayPayが米国ナスダック市場に上場して米国市場の開拓を進めるなど成長性も抜群です。
その他、配当利回りが3%台と低くなるものの、安定した好業績が続き、優待内容が魅力的な3月優待株はまだまだあるのでご紹介しましょう。
優待も魅力的で株価に出遅れ感のある高配当優待株!
銘柄名 購入金額(100株) 配当利回り 優待内容 ソフトバンク
(9434) 2万1,340円 4.03% 3月・9月末に100株以上を1年以上継続保有で電子決済アプリPayPayで利用できるPayPayマネーライト1,000円分贈呈。今後はAIデータセンター事業の拡大に期待。 ホンダ
(本田技研工業:7267) 15万8,150円 4.43% 3月末に100株以上保有でラグビー観戦、カーシェア割引クーポンの抽選優待。1年以上保有でレース観戦など応募できる抽選増加。今期は中国市場低迷で60%超の大幅減益予想を据え置いているものの上方修正や来期のV字回復に期待。PBR0.48倍と株価は超割安。 リコーリース
(8566) 62万7,000円 2.95% 3月末に100株保有でQUOカード2,000円分。1年以上継続保有で4,000円分、3年以上で5,000円分に増額。1996年の上場以来、今期で実質31期連続増配中。好業績で株価は上場来高値更新が続くものの、PBR0.79倍といまだ割安。 第一興商
(7458) 16万8,200円 3.98% 3月・9月末に200株(投資金額33万9,000円)保有で、「ビッグエコー」や傘下の飲食店で使える優待券5,000円分贈呈。アルバムCD1枚と交換も可能。今期は増収減益予想だが、株主配当は10円増配の1株67円予定。見直し買いに期待。 ※最低購入金額は2026年2月19日の終値で計算。
※配当利回りは2026年3月期の予想値
(トウシル編集チーム)

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