「北朝鮮 韓国」のニュース (20件)
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金正男は父に見限られたのか?〈金正日・金正恩研究2〉
昨日に引き続き、北朝鮮の支配者であった金正日に関する書籍のレビューをお届けする。先に結論を書いてしまうが、もし歯ごたえのある本を読んでもかまわないのであれば、必読書は2冊ある。この2つだ。平井久志『北...
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『愛の不時着』あらすじ 岩ちゃんも「キュンキュンした!」 男性もハマるのはヒロインが強いから
7週間にわたる緊急事態宣言で自宅での自粛を生活を余儀なくされた間、お家で映画・ドラマ三昧だったという方も多かったはず。そこで話題になったのが、Netflixで配信されている韓国ドラマ『愛の不時着』だ。...
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金正男はその記事を読んでいた『父・金正日と私 金正男独占告白』
金正日亡き後の北朝鮮情勢を知るための必読書が刊行された。『父・金正日と私金正男独占告白』である。著者の五味洋治は東京新聞編集委員(外交・安保担当)である。2004年9月25日、彼は北京国際空港で偶然金...
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Netflix『返校』はホラー映画の金字塔『キャリー』のような趣 復讐方法もパンチが効いている
台湾で製作され、Netflixで配信中のドラマ版『返校』連続レビュー、今週は物語が結末を迎える7~8話についてご紹介する。【前回レビュー】Netflix『返校』台湾ホラーゲーム発で描かれる、白色テロ時...
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日本人が殺されても憲法9条は守るべきか。激論の書『アは「愛国」のア』
“じゃあ、たとえ他国から攻められようとも、国土が蹂躙され、日本人が殺されようとも、憲法九条の「戦争放棄」は愚直に守るべきだという意見ですか?”激論の書だ。森達也『アは「愛国」のア』。帯の文句はこうだ。...
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『白頭山大噴火』韓国映画界の二大スター、イ・ビョンホン&ハ・ジョンウが銀幕で感情をぶつけ合う贅沢さ
豪華俳優陣競演『白頭山大噴火』が贅沢すぎる大迫力のディザスター描写と、男と男の感情のぶつかり合い!詰めに詰め込んだエンタメ要素の量に満腹必至の快作『白頭山大噴火』は、現代の韓国映画が持つパワーの凄まじ...
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金正恩と奇跡の再会。金正日の料理人、藤本健二「ひるおび!」連続出演中
なんの気なしにテレビをつけたら藤本健二氏が映っていた。居ずまいをただし、何を話しているのか耳を傾ける。なんと11年ぶりに、金正恩第一書記と再会を果たしたという。8月22日から3日間連続、TBS「ひるお...
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李忠成と鄭大世。帰化という決断、在日サッカーの葛藤
『祖国と母国とフットボールザイニチ・サッカー・アイデンティティ』は、在日コリアンが築き上げてきた「在日サッカー」の歴史と今を追うノンフィクションだ。このたび増補版として文庫化された。著者は在日3世のス...
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タモリの存在はなぜ政治的にならないのか
『戦後サブカル年代記――日本人が愛した「終末」と「再生」』(青土社)の著者・円堂都司昭(文芸・音楽評論家)と、『タモリと戦後ニッポン』(講談社現代新書)の著者・近藤正高(ライター)との対談、その後編を...
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日本人は韓国や中国へばかり目線がいっている『アジア親日の履歴書』丸山ゴンザレスに聞く1
旅行作家、丸山ゴンザレスさん。アジアやアフリカをバックパッカーとして渡り歩いた旅行記『アジア罰当たり旅行』でデビューし、現在は丸山佑介名義で国際犯罪ジャーナリストとしても活躍中。裏社会や犯罪など、アウ...
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『金正日は日本人だった』〈金正日・金正恩研究番外編〉
4回にわたってお送りした〈金正日・金正恩研究〉のための書籍レビュー(第1回はコチラ)、最後の今日は肩のこらない読み物や、ちょっと眉につばして読んだほうがいいものをご紹介する。お菓子とか食べながら読んで...
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韓国民主化をめぐる群像劇「1987 ある闘いの真実」市民VS今年度最強の悪役パク所長
すでに韓国では一大ジャンルになりつつある民主化前後の時代を舞台にした映画。『1987ある闘いの真実』はこのジャンルの傑作である。群像劇でありながら、強烈な悪役の存在によって物語に一本背骨が通っているの...
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「オペレーションクロマイト」の熱さと濃さとベタさ加減、これぞ韓国の戦争映画
見た後で「ひっさしぶりに韓国の戦争アクションっぽいものを見たな〜〜!」と嬉しい気分になれる。そんな濃〜い味付けを堪能できる作品が『オペレーション・クロマイト』である。タイトルにもなっている「クロマイト...
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もし金正日が死んだ日にクーデターが起きていたら。韓国マンガ「STEEL RAIN」
2011年12月17日。金正日が死んだ。これは世界にとっての大事件でした。北朝鮮の独裁者の死。色々な意味で謎が多く、何か大きな事件が起きるのではないかと人々をざわめかせました。1998年発売の『漫画金...
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もしも脱北政府高官の息子が快楽殺人者だったら…激辛クライムバイオレンス「V.I.P. 修羅の獣たち」
もしも脱北して韓国にやってきた北朝鮮政府高官の息子が、快楽殺人者だったら……。最悪の想定を元に、血も涙もない暴力と男たちの情念が乱れ飛ぶ『V.I.P.修羅の獣たち』は、激辛かつドライな味付けの傑作であ...
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金正恩後継者説を疑え〈金正日・金正恩研究3〉
藤本健二『北の後継者キム・ジョンウン』では、金正日一族の生年月日が以下のように書かれている。金正日1942年2月16日(午年)高英姫(注:金正日の第4の妻。故人)1950年6月26日(寅年)金正哲(注...
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いまこそ知りたい金正日! 最速入門書はこれ〈金正日・金正恩研究1〉
金正日死亡の報が流れて数時間後にtwitterを賑わせたツイートがある。いくつかあるが、代表的なものがこれだ。「ポルポト69歳没、フセイン69歳没、カダフィ69歳没、金正日69歳没」。独裁者69歳寿命...
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北の独裁者の代役、現代韓国に降臨「22年目の記憶」演じることの危険と魅惑
韓国を代表する俳優による、演じることのリスクと素晴らしさに関するプレゼン。金日成の代役という奇抜な題材を扱った『22年目の記憶』は、一言で言うとそういう映画である。首脳会談のために代役を演じろ!売れな...
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金正日に最も接近したスパイをねっとり見る至福「工作 黒金星と呼ばれた男」
スパイ映画としても出色の出来でありながら、現代韓国を代表するおっさんたちの演技力も堪能できる……。『工作黒金星と呼ばれた男』は、見どころ盛りだくさんの緊張感に満ちた一本である。時は90年代、北朝鮮の最...
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北朝鮮に拉致された映画監督とその妻のドキュメンタリー「将軍様、あなたのために映画を撮ります」
「配信中毒」バックナンバーはこちらから今回紹介するのはネットフリックスにて現在配信中の『将軍様、あなたのために映画を撮ります』である。なんのこっちゃというタイトルだが、北朝鮮に拉致された映画監督とその...