オホサスレスの子猫の販売価格、性格、特徴、寿命など徹底解説!

独特な青い瞳を持つオホサスレス。猫好きの中でも一部の人しか知らないと言われるこの猫は、非常に希少で謎に包まれており日本ではほぼ見かけません。

そんな希少な猫と言われたら、ますますその生態が気になりますよね!

そこで今回は、オホサスレスの特徴や性格、販売価格、寿命などを調べてみました。では早速見ていきましょう♪

オホサスレスってどんな猫?

オホサスレスとは、スペイン語で「青い瞳」という意味です。その名の通り、オホサスレスはダークブルーの澄んだ瞳をしています。

そんなオホサスレスの歴史は、1984年アメリカのニューメキシコ州で発見された1匹の野良猫が始まりです。

その猫は他の青い瞳を持つ猫たちと違って、白い毛色ではなく赤や茶色などの独特な模様をしており、その珍しさから保護され「コーンフラワー」と名付けられました。

その後、特徴の無い一般的なオス猫と交配を行った結果、全ての子猫に青い瞳の特徴が出たので、コーンフラワーの優勢遺伝子だと判明。

1991年にオホサスレスという名前で、世界最大の血統書認定団体TICAに品種登録されました。

オホサスレスの特徴や魅力はこれ!

青い瞳が特徴的なオホサスレスですが、他にはどのような特徴があるのでしょうか?こちらに、オホサスレスの特徴を改めて整理してみました!

  • 瞳の青色が濃い
  • 毛色が複数ある
  • 遺伝病が確認されていない

この3つがオホサスレスの代表的な特徴です。では早速見ていきましょう!

オホサスレスの特徴①:瞳の青色が濃い

オホサスレスの特徴といえば、なんといってもダークブルーの瞳です!目が合うと吸い込まれそうな雰囲気がありますよね。

また、シャム猫など他の青い瞳を持つ猫と比べて青色の範囲が広く、薄い青から濃い青まで様々な青色の瞳を持っています!

オホサスレスの特徴②:毛色が複数ある

青い瞳以外で特徴的なのは毛色が複数あることです。通常青い瞳の猫というのは、白猫や二色のバイカラー、体の末端の色が濃くなるポイントカラーの猫にしか現れません。

しかし、オホサスレスの場合はどの毛色でも青い瞳を持っています。具体的に言えば、黒猫に青い瞳というミステリアスな組み合わせも可能なのです!

オホサスレスの特徴③:遺伝病が確認されていない

オホサスレスは遺伝病が現在確認されていません。通常、青い瞳やオッドアイの猫は先天性の耳の病気が多いのですが、オホサスレスにはそれがないんですね。

なので、青い瞳の猫が欲しいけど病気が心配と思っている人に最適な猫になります!

オホサスレスの子猫の値段や相場はいくら?

青い瞳で遺伝病もないオホサスレスを飼いたいという人も多いようですが、価格相場はいくらくらいなのでしょうか?

こちらでは、オホサスレスの値段と入手経路についてまとめてみたので順番に見ていきましょう。

オホサスレスの子猫の値段

オホサスレスの子猫の値段

30万円〜50万円

いかがでしょうか?30万円〜50万円という価格は他の猫と比べてもかなり高額です。一般的な猫の2倍ぐらいですね。

ただこれはあくまで参考価格なので、実際の金額はさらに高額の可能性もあります。

その理由としては、オホサスレスの頭数が非常に少なく市場に出回っていないからです。そのため、値段は相手の言い値次第ということになりますね。

また、月齢が進んだ子猫でも値段はあまり変わらずどちらにしても高額です。特にメスは子供を産めるので、オスよりさらに高額になる可能性もあります。

オホサスレスの子猫は海外ブリーダーから販売してもらおう!

海外ブリーダーから購入する場合の値段

生体価格(30万円〜50万円)+渡航費+輸送費+輸入にかかる税金

希少と言われるオホサスレスをどうしても飼いたい人は、海外のブリーダーに直接連絡をとりましょう!というより、現状はその方法でしか手に入れられません。

現在日本にはオホサスレスのブリーダーがいないので、国内で入手できる可能性は限りなく低いです。

本拠地であるアメリカならブリーダーがいますが、値段は向こうの言い値なので、ある程度高額になるのは覚悟しておいてくださいね!

また、現地の言語でやりとりするので、対等に取引するためにはある程後の語学力も必要です。

仲介人を利用する方法もありますが、その場合は手数料が上乗せされるので、合計60万円〜70万円程度かかると思っておきましょう。

オホサスレスの性格は主にこの4つ!

オホサスレスは謎の多い猫ということで、こんな性格!と言い切れないのが現状です。そこで、国内外含め実際に飼っている人の声をもとに基本的な性格をまとめてみました。

  • 人懐っこい
  • 活発で運動好き
  • 愛情深く賢い
  • 感受性が強い

以上がオホサスレスの性格と言われているものです。パッと見た感じでは他の猫と大差ないように思えますが、それぞれ詳しく見てみましょう!

オホサスレスの性格①:人懐っこい

オホサスレスは人懐っこい性格と言われています。クールな見た目とは裏腹に初対面の人にも寛容なんですね。

また、ほかの動物に対しても同様に優しく、すでに先住ペットが居た場合でも難なく暮らすことができると言われています。

オホサスレスが先住猫の場合でも特に問題ないので、多頭飼いしたい人にもおすすめですよ!

オホサスレスの性格②:活発で運動好き

活発で運動好きなオホサスレスは、高いところへ登ったりすることが大好きです。それゆえに、ケガには気をつけなければいけません!

元々猫は臆病な生き物ですが、好奇心がとても強いので色々なものに興味を示します。その結果、物を落としたり高いところから落ちてしまうこともあるでしょう。

そういったことが起こらないように、玩具やキャットタワーなどで安全に遊べる場所を提供してあげてくださいね!

オホサスレスの性格③:愛情深く賢い

神秘的でクールなイメージのあるオホサスレスですが、とても愛情深く賢いといわれています。猫も見た目で判断してはいけませんね!

平和主義なオホサスレスは、自分とは違った種族でも仲良くできる懐の深さを持っています。

そのうえ頭が良くしつけがしやすいので、トイレなどの必要最低限のことはしっかり覚えてくれるでしょう。

オホサスレスの性格④:感受性が強い

最後に紹介するのが、オホサスレスの感受性の強さです。賢さにも通じるのですが、頭が良い分、物事には敏感なところがあります。

それに元々は野生の猫ですから、他の猫よりも音や匂いに敏感に反応するかもしれません。ストレスには弱いので、なるべく静かで平和な生活を送らせてあげたいですね!

オホサスレスの体重と寿命はどれくらいになるの?

実際にオホサスレスを飼うとなれば、性格や価格以外にも、大きさや寿命も知りたい情報ですよね。ただ希少性が高い品種なので、統計を取るだけの正確なデータがありません!

ですので、ある程度の予測となるのですが分かっている範囲で見ていきましょう!

オホサスレスの平均体重は2.5kg〜6kg!

オス メス
一般的な猫 3.5kg~5.5kg 3.0kg~4.5kg
オホサスレス 3.0kg~6.0kg 2.5kg~5.5kg

オホサスレスの平均体重は、オスで3.0kg~6.0kg、メスで2.5kg~5.5kgです。一般的な猫と比べても特に目立った違いはありませんね!

もともと野生の猫には体格がいい猫も多いのですが、オホサスレスに関しては一般的な猫とあまり変わらず、家猫としても飼いやすい大きさです。

オホサスレスの平均寿命は10年〜12年です!

一般的な猫 オホサスレスの寿命
15年前後
10年〜12年

続いてはオホサスレスの平均寿命です。まだ頭数が少なく正確とは言えませんが、アメリカのデータによれば10年〜12年くらい生きるようです。

猫の平均寿命が15年前後と言われているので、やや短命と言えるかもしれませんね。

ただ寿命が長い猫でも遺伝病が多いなど、猫の健康は寿命だけでは語れないものです。

オホサスレスの場合は、病弱と言われる青い瞳を持っていても体はとても丈夫!そう思えば他の猫にも劣らないと言えるでしょう。

オホサスレスを飼う時に注意するべきことはこの3つ!

青い瞳にバリエーション豊かな毛色を持つオホサスレス。ここまで読んでくると飼いたい気持ちが増してきたのではないでしょうか?

ただ、動物を飼うならその生涯を健康で安全に過ごせるよう飼い主さんの配慮が欠かせません。オホサスレスを飼う際は、以下の3つに注意しましょう!

  • 活発なので運動できる場所が必要
  • オホサスレス同士の交配は厳禁
  • ストレスに弱い傾向がある

日頃の生活環境はもちろんですが、交配においても注意するポイントがあるようですね。では詳しく紹介していきます!

活発なので運動できる場所が必要

オフサスレスはとても活発で元気な猫なので、しっかりと運動できる環境を作ってあげましょう!

と言っても、広い庭や運動場などを用意するのは難しいかと思いますので、キャットタワーキャットウォークで代用するのがおすすめです。

もし、こうした環境を整えてあげられない場合は、タンスや冷蔵庫の上、網戸などに登ってしまう場合もあります。

我が家でもマンチカンや元野良の雑種によって網戸や障子が破壊されていましたが、キャットタワーの設置を機にそういったことが無くなりましたよ♪

青い瞳の猫との交配は厳禁

オホサスレス特有の注意として、青い瞳の猫との交配は絶対に禁止というものがあります!

これは青い瞳の猫全般に通じることで、頭蓋骨の形成不全といった病気の子どもが生まれることが多くなるからです。

ブリーダー向けの注意喚起ですが、一般家庭の繁殖であっても青い瞳の猫同士を交配させないよう注意しましょう。

ストレスに弱い傾向がある

オホサスレスは感受性が強い猫なので、ストレスに弱い傾向があります。

もともと人懐っこい性格なので、人や動物に関してはそこまで神経質になる必要はありません。

ただ、運動不足、音や匂いに関してはストレスになりやすいので、日頃から猫が過ごしやすい環境を作ってあげましょう!

オホサスレスを飼うのに向いている人はこんな人!

それでは最後に、オホサスレスを飼うのに向いているのはどんな人かをまとめてみました!

  • 猫を飼うのに慣れている人
  • 静かな場所に住んでいる人
  • 構いすぎない人

オホサスレスは希少な猫ですが、性格は一般的な猫とあまり変わらないので基本的にどんな人にも合うでしょう。

ただ、その中でも上記のような人が最適で、特に一つめの飼うのに慣れている人というのは重要ですね。

というのも、まだまだ未知数の猫種ということで寿命や病気に関しては不確定な要素が大きいからです。そういった場合に的確な判断が出来るというのは猫としても頼もしいですよね!

また、ストレスを感じやすい繊細なところがあるので、必要以上に猫に構わないよう配慮できる人がいいでしょう。

まとめ

オホサスレスは非常に珍しく、詳しいことは分からないことが多く、明確な情報というのはまだ出てきていません。

ただ、青い瞳に様々な毛色と言う組み合わせは猫好きの間では話題になっていますから、これから飼育される数が増えてくれば、さらに色々な情報が出てくるようになるでしょう!

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