シンガプーラの値段は?子猫の価格相場や飼育にかかる費用まとめ!

飼いたい猫がシンガプーラと決まったら、気になるのがその価格!一体いくらぐらいで販売されているのか、価格相場を知っておきたいですよね。

また、シンガプーラはどこで購入できるのかも気になるところ。果たして日本国内でも購入できるのでしょうか?

そこで今回は、シンガプーラの価格について詳しくまとめてみました。生体価格から飼育にかかる費用まで幅広く紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね!

シンガプーラの子猫の値段や価格相場はどれくらい?

まず第一に気になるのが、シンガプーラそのものの値段ですよね。こちらでは、子猫・成猫それぞれの価格相場と、他の猫との相場比較を順番に見ていきましょう!

シンガプーラの子猫・成猫の価格相場

子猫 成猫
18万円~50万円
不明
※生後3ヶ月以内の子猫、生後1年以上の成猫について調査しました。

シンガプーラの価格相場は、生後3ヶ月以内の子猫で18万円〜50万円程度です。

シンガプーラの毛色はどの子も美しいアイボリー。見た目的に大きな違いがあまり生じないため、同じ時期に生まれた子猫は価格の幅がそれほど大きくありません。

一方で、成猫に関しては展示されている猫がいなかったので、相場はわかりませんでした。

ただ、一般的に猫の価格は月齢を重ねるほど下がる傾向にあります。なので、成猫は子猫の半額以下の値段で購入できる場合がほとんどです。

ですが、シンガプーラの場合は成猫になるまでに売れてしまうことが多いので、基本的には子猫の価格を参考にするといいでしょう!

シンガプーラの価格相場を他の猫と比較した結果!

猫種 価格相場
シンガプーラ 18万円~50万円
マンチカン 7万円〜60万円
ブリティッシュショートヘア 10万円〜40万円
ラグドール 12万円〜50万円
スコティッシュフォールド 5万円〜50万円
アメリカンショートヘア 5万円〜30万円
ノルウェージャンフォレストキャット 8万円〜30万円
メインクーン 12万円〜33万円
ロシアンブルー 9万円〜25万円
ベンガル 7万円〜50万円
ペルシャ 10万円〜40万円
※生後3ヶ月以内の子猫について調査しました。

シンガプーラは一般的な猫と比べ、平均的〜やや高めの値段となっています。

その理由は2つ。まずは品種としての歴史が浅く、シンガプーラの数自体がそれほど多くないこと。

そして、小さな体が日本の住宅事情にぴったりで、人気が高まってきていることが挙げられます。

基本的には20万円〜30万円くらいが相場のようですが、キャットショー受賞歴のある親など血統によっては40万円を超えることもあるでしょう。

シンガプーラはどこで購入する?ブリーダーとペットショップの値段の違いは?

シンガプーラを家族に迎え入れる方法は、大きく分けると2つ。ペットショップまたはブリーダーから購入するという方法があります。

それぞれに利点があるので、どのような違いがあるのか順番に見ていきましょう!

ペットショップでシンガプーラを購入する場合

ペットショップ 価格相場
Coo&RIKU 28万円〜30万円
ペットショップのコジマ 18万円〜50万円
平均相場 35万円

猫を買うならペットショップというのが、多くの人の頭に浮かぶ考えでしょう。ただ、数あるペットショップの中でシンガプーラを取り扱う店舗は一部しかありません。

ただ、全く出会えないというわけではないので、選択肢のひとつとしてメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

  • 気軽に立ち寄れてすぐに購入できる
  • 必要なペット用品同時に揃えられる
  • 他の猫とも比較できる

ペットショップのメリットは、何と言っても気軽に立ち寄れることです!また、気に入った猫がいればその場で契約して連れて帰ることもできます。

また、シンガプーラを迎えるために必要なペット用品もその場で揃えられるので、すぐに飼い始められるのがメリットですね。

大きな店舗なら猫だけで10匹ほど展示されているので、猫種で迷っているならペットショップがおすすめですよ!

デメリット

  • シンガプーラと出会える確率が低い
  • 親猫や飼育環境を見ることができない
  • ブリーダーから買うより高額

手軽さが売りのペットショップですが、一方でシンガプーラのような希少な猫となかなか出会えないのがデメリットです。出会えるとしても都心の店舗であることが多いでしょう。

また、親猫や飼育環境を見ることはできないので、成長後の姿や健康状態についての情報が十分ではありません。

店員さんも、猫には詳しくてもシンガプーラに関する知識はそこまでないですからね。

そして、人件費などが発生する分、ブリーダーから購入するより高額になる傾向があります。

ブリーダーからシンガプーラを購入する場合

ブリーダーサイト 価格相場
みんなのブリーダーサイト 20万円〜33万円
ペットショップのアル 20万円
P-sepia 不明
平均相場 20万円〜33万円

シンガプーラを購入するなら、ブリーダーから引き取るという方法もあります。シンガプーラのような希少種は、むしろその方が出会える可能性が高いでしょう。

価格相場は20万円〜33万円程度で、ペットショップと同じくらいかやや割安です。

ただ、ブリーダーから猫を購入したことがなければ、いまいちどのようなシステムかわかりにくいですよね。そこで、ブリーダーのメリット・デメリットをまとめてみました!

メリット

  • 親兄弟を見て将来の姿が予想できる
  • 飼い方のポイントを教われる
  • ペットショップよりやや価格が安い

ブリーダーから購入する最大のメリットは、親兄弟や飼育環境を実際に自分の目で確認できること!

親の容姿や健康状態は高い確率で子猫にも受け継がれますから、子猫の将来の姿をある程度予想できます。

また、シンガプーラは多産とは言えませんが、一度に2~3匹の子猫を産みます。見学のタイミングによっては、一度に数匹の子猫を見ることもできるでしょう。

さらに、ブリーダーと直接交渉するので仲介料がかからず、価格はペットショップよりもやや割安になります!

デメリット

  • 施設が遠方である可能性が高い
  • 欲しいタイミングで購入できない
  • 他の猫種と比べられない

国内にもシンガプーラのブリーダーはいますが、そこまで数が多くないため、遠方まで出向かなければいけない可能性が高いです。

場合によっては、車や電車で数時間〜半日かかる場所に施設があることも…。

また、出産のタイミングに運良く合えばいいのですが、生まれた子猫が引き取られた直後なら数年待たないといけない可能性もあります。

シンガプーラしか眼中にないのなら気にしなくていいのですが、他の猫も見てみたい場合はブリーダーは向きません。

基本的に特定の猫種の繁殖に特化しているので、シンガプーラの子猫しか見れないと思っておいてくださいね!

シンガプーラは里親募集ではなかなか出会えない!

猫を家族に迎え入れるには、ペットショップやブリーダーから購入する方法の他に、里親になるという方法があります。

里親とは、やむをえない理由で飼えなくなった猫の新しい飼い主になるという制度のことですね。

必要なお金はワクチンや去勢・避妊手術にかかった費用だけになるので、実質2万円〜3万円で猫の飼い主になれます。

しかし、里親募集されるシンガプーラの数は決して多いとは言えません!なので、ブリーダーで探す以上に根気が必要となるでしょう。

シンガプーラの飼育に必要な費用まとめ

さて、ここまではシンガプーラの生体価格について見てきましたが、実際に飼い始めてからも様々な費用がかかります。

そこで、シンガプーラを飼うのに必要な初期費用、年間費用、医療費、生涯費用についてまとめてみました。

では順番に見ていきましょう!

シンガプーラを飼うために必要な初期費用はいくら?

必要なもの 価格
生体価格 180,000円~500,000円
キャットフード 3,000円
餌と水の容器 500円
猫のトイレ 2,000円
トイレの砂 700円
爪とぎ・爪きり 1,000円
おもちゃ 500円
ベッド 2,000円
ブラシ 2,000円
キャリーバッグ 3,000円
ケージ 10,000円
消臭アイテム 1000円
キャットタワー 10,000円
合計 215,700円〜535,700円

シンガプーラを飼うとなれば、まずは環境を整えてあげる必要があります。最初にどんなものを揃えればよいのか、品物の種類と値段を表にしてみました!

そしてこれらのペット用品と生体価格を合計すると、初期費用は21万円〜54万円程度です。

ただ、既に猫を飼っている場合は使い回せる物もあるので、これよりも安く抑えられるでしょう。

シンガプーラの医療費はこれくらいかかる!

病院代 費用
初診料 1,200円
検査・処置費用・薬代など 3,000円
混合ワクチン接種 3種~7種 6,000円~8,500円
去勢手術 15,000円
避妊手術 25,000円

猫を飼い始めたなら、病院とのお付き合いも始まります。

初年度の医療費としては、主にワクチンの接種が必要です。大切なシンガプーラを感染症から守るための予防接種ですね。

混合ワクチンの種類は、多頭飼いや室外にも出るなど環境によって違ってくるので、病院で確認してみましょう。

また、特に子猫を望んでいないのなら、発情期への対策や将来的な病気のリスクを考えて去勢・避妊手術を受けるようにしましょう。

上記は最低限かかる医療費ですが、病気をした場合はこれに加えて治療費がかかります。

シンガプーラを飼ったら1年間の費用はいくら必要?

継続して必要なもの 1年間の費用 詳細
餌代 36,000円 3,000円 / 月
おやつ代 12,000円 1,000円 / 月
砂代 16,800円 700円 / 月
爪とぎ代 6,000円 500円 / 月
おもちゃ代 6,000円 500円 / 月
病院代(※) 6,000円 3,000円 / 回
ノミ・ダニ予防薬 10,000円 1,000円 / 月
ワクチン代 6,000円 6,000円 / 年
健康診断代 5,000円 5,000円 / 年
合計 103,800円
※病院代は年に2回行ったと仮定しています。

シンガプーラを飼育するためには、人間と同じように衣食住にお金がかかります。餌代やトイレの砂代以外にも、様々な費用が発生するんですね。

年間に換算すると、大体103,800円程度の費用が必要です。月々9,000円程度でしょうか。

また、ノミ・ダニ予防薬は室内飼いでも必要です!飼い主さんが外から持ち帰る可能性もゼロではないですからね。

そして、年1回のワクチン接種や健診でしっかり健康管理してあげましょう。

シンガプーラを育てるのにかかる生涯費用は?

生涯費用

135万円~204万円+医療費

生涯費用は、シンガプーラがどれだけ長生きするかによっても左右されます。シンガプーラの平均寿命は11年〜15年程度。

生涯費用=初期費用+(年間費用×寿命)で求められるので、

初期費用(215,700円〜535,700円)+{年間費用(103,800円)×平均寿命(11年〜15年)}=1,357,500円〜2,092,700円

となります。もし病気をすればこの金額に医療費が上乗せされるというものです。

もちろん、猫の健康状態によっては医療費がほとんどかからないこともありますし、工夫してもっと節約することもできます。

ただ、シンガプーラが快適に生活を送るには最低限これくらいのお金が必要だと覚えておいてくださいね!

まとめ

「小さな妖精」という呼び名があるほど、小柄で可愛らしいシンガプーラ。希少な品種ということもあり、生涯を通じて支払う費用は決して安いとは言えません。

しかし、飼い主さんへの忠誠心が高く、ちょこまかと動く姿は毎日の癒しになってくれるはず!

今回紹介した費用をしっかり払えるのであれば、シンガプーラの子猫を探してみてはいかがでしょうか?

この記事のURLをコピーする

よく読まれる人気記事

今月のおすすめドッグフード「モグワン 」