小柄な猫「シンガプーラ」の性格!オス・メスの違いや飼いやすさは?

小柄な体にアイボリーホワイトの毛を持つシンガプーラ。一人暮らしなどスペースが狭い家でも飼いやすいと人気上昇中の猫です。

そんなシンガプーラですが、実際に飼うとなれば性格も気になりますよね!

そこで今回は、シンガプーラの性格について詳しくまとめてみました。そのうえで、あなたの生活環境に合うかどうかチェックしておきましょう!

シンガプーラってどんな性格?多頭飼いに向いてないってホント?

では早速、シンガプーラの性格について紹介していきます。小柄で可愛らしい雰囲気のシンガプーラですが、その性格は次の通りです。

  • 好奇心が強くて活発に動く
  • あまり鳴かずおとなしい
  • 愛情深くて甘えん坊
  • 神経質で多頭飼いを好まない

いかがでしょうか?思い描いていたイメージと多少の違いはあるかもしれませんね。ではそれぞれ詳しく見ていきましょう!

シンガプーラの性格①:好奇心が強くて活発に動く

シンガプーラは、小さな体に好奇心をいっぱいに秘めている猫です。新しいものに興味津々で、おもちゃにもすぐ反応して無邪気な姿を見せてくれます。

そもそもシンガプーラの歴史は、アメリカ人がシンガポールから連れ帰ったことが始まりです。

それまでは、排水溝のネズミを自力で捕まえて暮らしていた猫でした。つまり、狩猟本能が備わっているんですね。

シンガプーラの性格②:あまり鳴かずおとなしい

一方でシンガプーラは、おとなしいという印象を抱かれるところがあるようです。

その理由のひとつとして、あまり鳴き声を上げないということ。そのうえ、猫の中でも睡眠時間が長めなので「いつもゴロンとしている」というイメージを持たれようですね。

遊ぶ時はしっかりと遊ぶけれど、のんびり過ごすことも多いメリハリのある性格の猫です。

シンガプーラの性格③:愛情深くて甘えん坊

もともと野生だったシンガプーラですが、飼い主さんとの生活に慣れてくると甘えん坊な姿も見せてくれます。

飼い主さんが新聞やパソコンに夢中になっていると、ちょっかいを出してきたり、家の中でも飼い主さんのあとをつけ回したりします。

ただ、なつくまでは時間がかかる方で、知らない人にはそう簡単に寄り付きません。そこがまた、飼い主の特権として可愛く思える部分ですね♪

シンガプーラの性格④:神経質で多頭飼いには向かない

見知らぬ人にすぐ慣れないのは、シンガプーラに神経質な一面があるから。人と同じくほかの動物や猫にもなかなか馴染めないので、多頭飼いがうまくいかないケースが多いようです。

複数の猫がいると、飼い主さんを独り占めできないので嫉妬してしまうからでしょう。

そのため、既に猫を飼っているなら、シンガプーラとの相性を慎重に検討してくださいね!

シンガプーラはオスとメスで性格に違いがあるの?

飼いたい猫がシンガプーラと決まったら、次に決めるのはオスとメスのどちらを飼うかですよね。そこで、オスとメスで性格に違いはあるのか、どちらが飼いやすいのか見てみましょう!

シンガプーラのオスは甘えん坊!

シンガプーラのオスに目立つのが、甘えん坊な性格。オスは自分の感情をストレートに表すことが多いので、甘えたい時には思い切り甘えてきます。

そして、おもちゃにも大喜びの反応で遊ぶのがオス。ですので、猫と沢山触れ合いたい人にはシンガプーラのオスがおすすめです!

シンガプーラのメスはちょっぴりクール!

一方メスの方には、ちょっぴりクールでおとなしい性格が目立ちます。マイペースを保っているので、飼い主さんからすると気まぐれに映るところも…。

これは、子供を生んで育てるというメスならではの自立する性質が残っているからでしょう。避妊手術を受けたとしても、ツンデレな性格は基本的に変わりません。

オスが構ってちゃんな一方で、さっぱりしていて手間がかからないのはメスの方です。

子猫のシンガプーラはやんちゃな性格!

ここまで見てきたシンガプーラの性格は、成猫をベースにしたもの。しかし、飼い始める段階ではまだ子猫の可能性が高いですよね。

これはシンガプーラに限らずほとんどの猫に言えることですが、子猫のうちはさらに遊び好きでやんちゃな性格です。何もかもが目新しいので色々なものに興味を示すんですね。

また、シンガプーラの子猫は9ヶ月頃から目の色が徐々に変わっていくと言われています。

性格には関係ありませんが、目の色の変化とともに性格が落ち着いていく様子を感じられるはずですよ!

シンガプーラの性格に合わせたしつけ方や注意点はこれ!

では、このような性格を持ったシンガプーラを飼ううえで、特に気をつけるべきことはあるのでしょうか?こちらでは、シンガプーラを飼う際の注意点をまとめてみました!

事故を未然に防ぐためにしつけをする

シンガプーラを飼い始めたら、入ってはいけない場所やしてはいけないことを早めにしつけていきましょう。

シンガプーラは好奇心のままに活動する猫。また甘えん坊な性格なので、飼い主さんを慕うあまりに思わぬ行動に出ることがあります。

特に電化製品や風呂場での事故には注意が必要です!愛猫の身にふりかかる危険を防ぐために、入ってはいけない場所をしっかりと教え込んでくださいね!

ストレスを感じていないか注意する

シンガプーラは神経質な一面があるので、普段の生活にストレスを感じるような要素がないか気を配りましょう。

何かのストレスが心の負担になると、体の不調にも繋がってしまいます。

ストレスが溜まった時によく見られるのが、トイレの失敗グルーミングのしすぎ。ストレスサインに気づいたら、出来るだけ早く原因を特定して取り除くようにしてくださいね!

遊び相手となって運動させる

シンガプーラは寂しがりな性格なので、普段から積極的に遊んであげましょう。

シンガプーラは多頭飼いを苦手とするため、遊ぶ相手を誰かに代わってもらうわけにはいきません。ですので、飼い主さんが構ってあげなければ運動不足になってしまいます。

おもちゃなどを使って体を動かす運動が大好きですから、遊んであげることでますます愛猫との絆も深まっていきますよ!

シンガプーラの性格との相性が良いのはこんな人!

シンガプーラは、見た目だけでなく性格的にもかわいらしい点をたくさん持っている猫です。そんなシンガプーラと相性よく生活できるのは、次のような人です。

  • 猫を初めて飼う人
  • 大人が中心の家庭
  • マンションに暮らす人
  • 一人暮らしをしている人

シンガプーラを飼う環境としておすすめなのは、ほかの動物や小さな子供がいない家庭です。単身世帯夫婦だけの家庭なら、シンガープーラとしっかり向き合えるのではないでしょうか。

ただし!一人暮らしの場合は、寂しい思いをさせないようある程度遊ぶ時間を取れる人が理想的です。

また、むやみに鳴かない性格なので、マンション暮らしでもトラブルなく飼えるでしょう。

まとめ

おとなしくて甘えん坊のシンガプーラは、初めて猫を迎える人にも飼いやすい性格をしています。また、多頭飼いが難しい猫なので、むしろ初めての人にこそおすすめ!

誰にでも寄っていくような愛想はないかもしれませんが、その分飼い主さんには甘える姿をたっぷり見せてくれます。

もしシンガプーラを飼うのなら、好奇心の強いところや神経質な性格を意識しておけば、とても良いパートナーになってくれるはずですよ♪

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