ドイツは、ペットフードの安全基準が厳しいことで知られています。遠く離れた日本でも、あえてドイツ製キャットフードを選ぶ飼い主さんも多いようです。
しかし、ドイツ産なら絶対に安全とは言い切れません!原産国だけで安心してしまうと、危険な成分が入っていても見落としてしまいます。
そこで当サイトでは、ドイツ製キャットフードの安全性について徹底的に調査を行いました!その上で、本当におすすめできるキャットフードをランキング形式で紹介していきます。
目次
安全なドイツ製キャットフードの選び方!
それでは最初に、安全なドイツ製キャットフードを見分けるポイントを紹介します。以下のポイントを満たしていなければ、例えドイツ製でも安全とは言えません!
高タンパク・低脂質で栄養バランスが整っている
肉食動物の猫には、肉や魚由来の良質な動物性タンパク質がたっぷり含まれているキャットフードが理想的です。
ペットフードの栄養指標とされる米国「AAFCO」によると、子猫や妊娠・授乳期の猫なら全体の30%以上、成猫や老猫なら全体の26%以上のタンパク質が必要とされています。
また、血液や皮膚の健康を保つためには、ビタミン、ミネラル、少量の脂質も必要です。
ただし!炭水化物は猫にとってほとんど必要ありません。つまり、穀物メインのキャットフードよりも、肉・魚の含有量が高いものを選びましょう。
ヒューマングレードの安全な食材を使っている
猫の健康を考えるなら、人間の食品と同基準のヒューマングレードの食材を使ったキャットフードをおすすめします!
動物が食べる餌だからと言って、粗悪な原料が使われているものは危険です。
その点ドイツでは、ペットが家族の一員として大切にされているので、ほとんどのキャットフードは高品質な食材を使っています。
ただ冒頭でお伝えしたように、全てが安全という訳ではないので「人でも食べられる食材を使用」などはっきり書かれているものを選びましょう。
室内猫に適正なカロリーであること
キャットフードを選ぶときは、原材料や価格のほかにカロリーにも注目しましょう。
運動量や年齢にもよりますが、室内で飼われている成猫には100gあたり350kcal~400kcalのキャットフードが適していると言われています。
それ以上高カロリーだと、老猫や避妊・去勢後の猫は肥満のリスクが高くなるので危険です。
人気のドイツ製キャットフード11種類を徹底比較!
当サイトでは多くのキャットフードを比較しているのですが、その中でも特に人気のある11種類のキャットフードを比較してみました!
先程のポイントを踏まえると、今回比較する項目は「カロリー」「栄養バランス」「原材料の安全性」の3つです。
詳細が分かるものに対しては「〇%」と明記しています。それでは、実際に見ていきましょう!
商品名 | カロリー | タンパク質/脂質 | 原材料の安全性 |
---|---|---|---|
ザナベレ ライト |
416kcal | 31% / 16% | |
ザナベレ ウリナリー |
408kcal | 25% / 22% | |
アニモンダ 腎臓ケア |
445kcal | 26% / 24.5% | |
アニモンダ ラフィーネ |
374kcal | 32% / 12% | |
ハッピーキャット スプリーム |
392.3kcal | 24% / 20% | |
ハッピーキャット グレインフリー |
371.8kcal | 34% / 18% | |
レオナルド ポートリー |
403kcal | 32% / 18% | |
レオナルド アダルトサーモン |
406kcal | 32% / 20% | |
ワイルドキャット |
373kcal | 40% / 20% | |
ジョセラ |
約372.6kcal | 31% / 14% | |
プロバイオティックライブ |
408kcal | 32% / 15% |
こうして比較してみると、同じドイツ製でも原材料が安全でないものや、栄養が偏っているものが半数以上もありました。やはり「ドイツ製=安全」とは言い切れないですね…。
また、同じメーカーの商品でも安全性にはムラがあるので、有名企業だからと言って安心せず中身までしっかり見極めることが大切です!
このように、ドイツ製でも低品質なものが紛れているので、原産国だけで選ぶのは得策とは言えません。
では一体、ドイツ製キャットフードで本当に安全なものはどれなのか?ランキング形式で紹介していきます。
ドイツ製おすすめキャットフードランキング5選!
ランキングをにつくるにあたり、まずは「カロリー」「栄養バランス」「原材料の安全性」を重視して評価しています。
その上で、食べやすさ、栄養バランス、消化の良さ、続けやすさなども評価項目に入れてみました!
価格 | 1,078円/4,752円 |
内容量 | 300g/1.8kg |
評価 | 3.3 |
価格 | 1,078円/4,752円 |
内容量 | 300g/1.8kg |
評価 | 3.3 |
価格 | 1,980円 |
内容量 | 500g |
評価 | 3.7 |
価格 | 1,250円/4,200円/9,300円 |
内容量 | 300g/1.4kg/4kg |
評価 | 3.8 |
価格 | 972円/2,484円 |
内容量 | 400g/1.5kg |
評価 | 3.7 |
ドイツ製キャットフードならレオナルドがおすすめな理由!
ドイツ製キャットフードは沢山ありますが、その中でなぜレオナルドをおすすめするのか、その理由を簡単にまとめてみました!
- 穀類の代わりにアマランサスを使用したグレインフリー
- 粗タンパク質の80%が動物性タンパク質
- チアシード、オキアミなどの栄養価の高いスーパーフードを使用
- 高品質の原材料を使用したバランスの良いフード
- 免疫システムの強化をサポート
- 尿に含まれるph値を最適化にするサポート
- 歯石と歯垢の形成を防止
ドイツ製キャットフードの中でもレオナルドをおすすめするのは、動物性タンパク質が粗タンパク質の80%を占め、穀物類の代わりに栄養豊富な「アマランサス」を使用するなどキャットフードの核となる部分が最も高く評価できるからです!
レオナルドは、人工調味料、人工着色料、人工保存料は使用せず、スーパーフードと新鮮で安全な肉や魚と組み合わせることでバランス良く仕上げており、免疫、尿結石、歯石など猫特有の健康問題にも配慮されています。
また、地元ミュンスターランド地方の農家から仕入れたヒューマングレードに適合する新鮮な肉やこだわりの原材料を使用し、品質基準の厳しいドイツの工場で生産されているので、正真正銘のドイツ製キャットフードだと言えるでしょう。
ドイツ製キャットフードは沢山ありますが、原材料から製造過程まで一貫して安心できるキャットフードならレオナルドを試してみてはいかがでしょうか?
グルメな猫やデリケートな猫にも安心して与えられますよ!
ドイツ製キャットフードが「安全」「プレミアム」と言われるのはなぜ?
ドイツ製キャットフードが安全と言われるのは、ペットを大切に扱うドイツ特有の風土が影響しています。
ドイツでは、ペットに関するルールが国の法律で定められており、犬を飼い主に税金が課せられたり、料金を払えば電車にも乗ることが認められているのです。
それだけ、ペットと暮らす環境が整っているということですね。
また、ペットの食事にはヒューマングレードの食材を使うことが決められているので、粗悪な原料が使われている心配がありません。
こうした背景で「ドイツ製=安全」という認識が日本でも広まり、ドイツ製キャットフードを選ぶ飼い主さんも増えているようです。
ドイツで有名なキャットフードメーカーとは?
ペット先進国ドイツでは、数あるペットフードメーカーがしのぎを削っていますが、特に次の3つは国を代表する有名企業です。
1765年創業の歴史ある老舗メーカー。人気商品「ハッピードッグ」「ハッピーキャット」は、今や世界67カ国に展開するまでに成長。
ドイツでも有数の食品メーカー。1913年に肉屋として創業した背景から、高品質な肉・魚を使ったキャットフードが人気。
特定の疾患を抱える動物向けに特別な療法食も開発している。現在35ヶ国以上で流通。
50年以上の歴史を誇るドイツの大手ペットフードメーカー。犬・猫の栄養分野における専門家を自負しており、厳しい品質管理のもと自社工場で製造している。
他にも沢山のペットフードメーカーが存在しますが、これまでの歴史や国外でも人気が高いのは上記の3つに絞られます。
ドイツでは、ペットフードにヒューマングレードの食材を使うことが義務付けられているので、低品質な商品を売り出すメーカーはほとんどありません。
しかし、製造過程や動物実験に対する考え方など細かな違いはあるので、フード選びに迷ったらメーカーの公式サイトをチェックしてみましょう!
ドイツ以外で安全なキャットフードの原産国は?
国名 | 安全基準 | 代表商品 |
---|---|---|
イギリス | ペットフードメーカーのほとんどが加入するPFMA(イギリスペットフード工業会)が、原材料の安全性を厳しく審査する。 | モグニャン、カナガン チキン、カナガン サーモン |
アメリカ | 政府機関であるFDA(食品医薬品局)とAAFCO(アメリカ飼料検査官協会)の2大組織による審査の上、粗悪なものは廃棄・回収を命じる権限を持つ。 | オリジン、アーテミス |
ドイツの他に、イギリスやアメリカのキャットフードも高品質だと言われています。
イギリスでは、EUのFEDIAF(ヨーロッパペットフード産業同盟)に加えて、ペットフードメーカーのほとんどが加入するPFMAが原材料の安全性を厳しく審査するので、高品質で安全なキャットフードが多いと言えます。
同様にアメリカでも、政府機関のFDAとAAFCOが、原材料の安全性や栄養価の基準となっているので、全体的に高品質なキャットフードが多いと言えるでしょう。
肝心の日本はというと、2009年にペットフード安全法という法律が施行されましたが、その内容は欧米諸国に比べてかなり基準が緩いのでほとんどあてになりません!
キャットフードにおいては、国産=安全ではないので十分に注意して本当に安全なものを選びたいですね。
ドイツ製の高品質なキャットフードならレオナルドがおすすめ!
安全なドイツ製キャットフードを探しているなら、原材料だけでなく栄養バランスや使用している原材料など細かな部分でも安心できるキャットフードを選びましょう!
ドイツ製キャットフードは、その安全性から世界的に人気が高いですが、全てが安全という訳ではありません。
せっかくいい食材を使っていても、添加物が入っていれば安全とは言えないですからね。
もしこれまでに、
- ドイツ製で安全なキャットフード
- 抜群の栄養価で評価の高いキャットフード
- ヒューマングレードの食材を使ったキャットフード
こういったものを探していたのなら、ぜひ一度レオナルドを試してみてはいかがでしょうか?
安全性はもちろんのこと、尿路や歯石など猫の健康ケアにも最適なので、愛猫に安心して与えられますよ!