2026年7月7日、韓国メディア・ヘラルド経済は、韓国で夏の旅行シーズンを前に航空券や宿泊費、観光施設の料金が相次いで値上がりし、海外旅行の費用負担が過去最高水準に達していると報じた。

記事によると、韓国国家データ処が発表した6月の消費者物価動向では、国際線航空運賃は前年同月に比べて28.2%、海外パッケージ旅行代金は24.3%上昇した。

原油価格の下落で燃油サーチャージはやや下がる見通しだが、夏の繁忙期を迎え、旅行関連サービスの価格はさらに上昇する可能性があるという。

さらに、ウォン安も海外旅行費用を押し上げている。今年第2四半期の平均ウォン・ドル相場は1ドル=1501.6ウォン(約160円)となり、通貨危機直後の1998年以来、四半期平均として初めて1500ウォンを超えた。

韓国人に最も人気の旅行先である日本でも、旅行費用は上昇している。東京都は宿泊税を定額制から宿泊料金の3%を課す定率制へ変更する方針で、京都市は3月から宿泊税の上限を1000円から1万円へ大幅に引き上げた。宿泊税を導入する自治体も、昨年末の17自治体から現在は62自治体へと大幅に増加している。記事は、「夏休みに大人2人で3泊4日の日本旅行をした場合、往復航空券と宿泊費だけで約200万ウォン(約21万円)かかり、食事や交通費、買い物などを含めると総額300万ウォン(約32万円)を超えるケースも少なくない」とした。

また、韓国内でも宿泊料金やレジャー施設の入場料が値上がりしている。記事は業界関係者の「繁忙期は人件費などの増加で値上げは避けられないが、価格上昇への抵抗感から予約の伸びは例年より鈍い」との分析を紹介。調査会社のアンケートでは、「今年の夏休みの観光費用が負担になる」との回答を選んだ人が45.7%で最も多く、理由として「繁忙期の宿泊料金の上昇」が53.4%でトップとなったと伝えた上で、「夏休みシーズンが本格化する7~8月は旅行費用がさらに上昇する可能性があり、旅行日程や予約時期を分散するなどの工夫が必要だ」と結んだ。

これについて韓国のネットユーザーからは「航空券もホテルも値上がりして、気軽に旅行できる時代ではなくなった」「日本にも簡単には行けないね」「ウォン安に加えて、世界中で物価も上がっているから、辛い」「ウォン安はもう解消しないのか」「旅行は行かなくても済むけど、韓国にいても、物価上昇からは逃げられない」などの声が上がった。

一方で、「日本旅行は高くなったけど、それでも行きたい人は多いだろう」「夏休みの繁忙期なら、このくらいの費用になるのも仕方ない」「韓国国内旅行も高いなら、結局日本を選ぶ人は多そう」「早めに予約すれば、もう少し費用は抑えられると思う」「日本は人気があるから値上がりしても観光客は減らないだろう」「思い出を作るためならお金を使う人も多いと思う」などの声も見られた。

(翻訳・編集/樋口)

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