2026年7月7日、韓国メディア・毎日経済は「韓国人、今や高価でも中国車を買う」と題し、中国・浙江吉利控股集団傘下の高級EVブランド「Zeekr」が韓国市場で好調なスタートを切ったと報じた。
Zeekrはこのほど、電気SUV「7X」の韓国発売に向け事前予約を実施したところ1カ月で1000台を突破したと発表した。
韓国で販売される7Xは、プロ(RWD)、マックス(RWD)、ウルトラ(AWD)の3グレードで、価格はそれぞれ5299万ウォン(約567万円)、5999万ウォン(約642万円)、6999万ウォン(約749万円)。最廉価モデルでもテスラ・モデルY(4999万ウォン=約535万円)を上回る価格設定となっている。最上位モデルは、メルセデス・ベンツGLCや韓国高級車ブランド「ジェネシスGV80」と同程度の価格帯に位置する。
これまで中国車は「高いコストパフォーマンスを持つ車」あるいは「安いから乗る車」というイメージで見られることが多かった。BYD(比亜迪)も韓国市場では2000万~3000万ウォン(約214万~321万円)台の車種を展開している。しかし、Zeekrは中国国内ではラグジュアリー・テクノロジーブランドとして位置付けられている。
韓国自動車業界では、Zeekrが短期間で予約台数を伸ばした背景について、「中国車=安いだけの車」という認識が変化したことが大きいと分析している。
また、中国製テスラ「モデルY」が韓国市場で販売台数を伸ばしたことで、中国製品に対する消費者の抵抗感が薄れたと指摘。この「テスラ効果」によって、BYDも「安価な車」ではなく「価格に対して性能が高い車」というイメージを確立することに成功したとされている。こうした流れを受け、中国EVメーカーの存在感は韓国市場で急速に高まっているという。
自動車業界関係者は、「7X」の人気について「中国車に対する消費者の認識が変化したことに加え、高性能モデルをいち早く試したいアーリーアダプター層の需要が重なった」と分析している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「一体誰が予約したんだ?」「1000台って、全部韓国に住んでる中国人が買ったんでしょ」「中国製スマホも売れてないというのに、車なんて買う?」「あなたの命、中国に差し出すんですか?」など、中国車の安全性や品質に疑問を呈するコメントが寄せられている。
また、「こんな提灯記事を書いていくらもらったの?」「中国からたっぷり謝礼をもらったみたいだね」「記事からチャイナマネーのにおいがする」といった記事内容そのものを批判する声も見られた。(翻訳・編集/麻江)











