「帰心一園―故宮乾隆花園没入式光影展」と題された展覧会が7月6日、北京市内にある中国国家図書館(国家典籍博物館)で開幕し、故宮博物院乾隆花園の未公開エリアをデジタル技術により初めて復元し、没入型の映像で公開しています。

乾隆花園は紫禁城寧寿宮エリアの北西隅に位置し、清の乾隆帝(在位1736~1796年)の晩年生活のために建設された住居です。

花園の面積は小さいものの独創的で、南から北に向かい四つの中庭に分かれ、中国南北の庭園建築の粋を集め、文人の優雅な趣と皇室の気品を兼ね備えており、中国ひいては世界の古典庭園史において重要な位置を占めています。現在は第1、第2の中庭は公開されていますが、第3、第4の中庭は一般には未公開です。今回の展示ではデジタル技術により、一般にはまだ公開されていない萃賞楼、符望閣、倦勤斎など古建築の内部空間をデジタル映像で鑑賞することができます。

展覧会には五つの体験場所が設けられており、デジタル映像により、古典庭園の遺産を体感できるインタラクティブな公共文化コンテンツに転化させています。会場には15の没入型シーンと17カ所のインタラクティブ装置が設置され、来館者に「一歩ごとに景色が変わり、触れることができ、レンガ一枚一枚に魂がある」という独特の鑑賞体験を提供しています。

同展は故宮博物院、中国文化メディアグループ、中国国家図書館が共催し、7月9日から一般公開され、12月6日まで開催されます。(提供/CGTN Japanese)

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