仏国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)の中国語版サイトは12日、ドイツ自動車大手のBMWについて、「中国市場で急失速も傘下のMINIブランドは好調」とする記事を掲載した。

ドイツメディアのミュンヘナー・メルクーアの報道として伝えたところによると、BMWグループの4~6月の世界販売は前年同期比4.9%減の59万962台だった。

この数字は、欧米市場での成長をもってしても中国市場における大幅な落ち込みを補うことはできないという深刻な問題を反映しているという。4~6月の中国販売は11万7815台にとどまり、前年同期と比べて30%も落ち込んだ。BMWは業績予想を大幅に下方修正した理由の一つとして、中国市場の低迷が続いていることを挙げた。

対照的に4~6月の欧州販売は同5.4%増の26万173台、米国販売は同9.5%増の13万4405台に達し、ドイツ本国でも同9.4%増を記録した。

ブランド別で見ると、MINIは同17%増の8万1035台と好調だったのに対し、主力ブランドは同7.7%減の50万8675台で、ロールス・ロイスは同11.5%減の1252台とグループ内で最大の落ち込みを記録した。

BMWにとって希望の光となったのが電気自動車(EV)で、欧州におけるバッテリー式電気自動車(BEV)の販売台数は同38%増の8万1445台に上った。

グループのセールス部門取締役ヨッヘン・ゴラー氏は声明で、「世界市場では多くの試練に直面しているものの、米国と欧州において売上を伸ばすことに成功した」とし、電動化攻勢における重要なモデルである新型「iX3」の受注10万台目標の達成に向けて順調に推移していると明らかにした。(翻訳・編集/柳川)

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