フランス北部の海岸沿いに立地するグラブリーヌ原発は、6基の原子炉を有し総発電容量が540万キロワットと同国最大の原発です。このほど、クラゲの「侵入」によって原子炉の運転が妨げられました。
フランス電力(EDF)は8月11日、クラゲが大量に流入したためグラブリーヌ原発の3基の原子炉が停止に追い込まれたと発表しました。EDFは、現在の状況について、原発施設と作業員の安全および環境に影響が及ぶことはないと強調しました。
原子炉6基のうち完全運転中なのは1基のみで、1基は出力を半分に下げ、1基はメンテナンス中で、3基はクラゲの大量出現で運転を停止しました。同原発では昨年にも大量のクラゲが冷却システムに入ったため原子炉の運転を一時すべて停止し、3日後に再稼働させるということがありました。
これについて、専門家は、クラゲが原発を「停止に追い込んだ」のは偶然ではなく、人類に警鐘を鳴らすもので、世界の気候変動と海洋生態環境の悪化が人類社会の各方面に浸透していることを物語るとの見方を示しました。科学研究によると、クラゲは暖かい海水を好み、海水の温度が1度上昇するごとにその数は2倍になります。近年の海洋観測によると、世界中でクラゲの数が大きな割合で増加しています。(提供/CGTN Japanese)











