人工知能(AI)のセキュリティー能力評価での世界的権威であるサイバージム(CyberGym)がこのほど発表した最新のランキングによると、中国の復旦大学の研究チームが開発したAIエージェント(自律型AI)の「白沢(Whitzard、ウィザード)」が91.2%という実際の脆弱(ぜいじゃく)性攻防成功率を記録しました。
この数値は米アンソロピック(Anthropic)社がサイバーセキュリティーのために開発した先進的AIモデルのクロード・ミュトス(Claude Mythos)や、マイクロソフトおよびグーグル傘下のウィズ(Wiz)などの世界トップ企業のチームを上回り、「白沢」は世界で第2位、世界の大学の中では第1位となりました。
このランキングはAIエージェントが188の大規模オープンソースプロジェクトから抽出された1507の実際の脆弱性について、試験対象であるAIエージェントにプログラム全体のコードベースの中での脆弱性を特定させ、攻撃手順を作らせ、その実効性の検証に至るまで一連の作業を、人には一切頼らずに自律的に実行させた結果によるものです。
復旦大学が開発したAIエージェントは過去に68.9%の成功率を達成した実績があり、推論および検証システムを最適化した結果、最新版では1374の脆弱性を攻撃することに成功しました。このエージェントのフレームワークと評価ベンチマークはオープンソースとして公開されています。(提供/CGTN Japanese)











