中国南部の海南省で8月14日、2026海南国際コーヒー博覧会が開幕しました。アジアコーヒー協会の張宏会長は、中国のコーヒー市場は現在15~25%の年平均成長率(CAGR)を維持しており、少なくとも今後5~10年間続くとの見通しを明らかにしました。
データによると、世界人口の約6割が居住するアジアにおいて、コーヒー消費の伸び率は世界平均の4~5倍に達しているとのことです。中国末端消費市場でのコーヒーの年間消費額はすでに2000億元(約4兆7200億円)を超え、毎年約20%のペースで拡大しており、世界平均レベルの約10倍に相当します。これについて張会長は、世界のコーヒー産業の中心と成長市場はアジア、特に中国へ移行しているとの見方を示しました。
中国では、コーヒー豆の供給は主に輸入に依存しています。コーヒー市場の継続した高成長はコーヒー豆輸出国のデータからも裏付けられています。中国は2年前、アラビカコーヒーの原産地であるエチオピアで第7位の輸入国でしたが、昨年はサウジアラビア、ドイツに次ぎ第3位に浮上しました。エチオピアの中国向けコーヒー豆の輸出量は昨年、前年比40%増の4万7836トンに上り、輸出額は同58%増の3億4700万ドルでした。
一方、主要コーヒー豆生産地のコロンビアも中国コーヒー市場の盛り上がりを強く感じています。過去4年間、中国のコロンビア産コーヒー豆の輸入額は約105%増加し、2025年の輸入額は1億6000万ドルに達しました。
海外産コーヒーが中国市場に進出する主なルートは長年にわたり上海などの東部地域に集中していましたが、未焙煎コーヒーなどの品目が海南自由貿易港の原材料・補助材料の「ゼロ関税」リストに組み入れられたことから、海外のコーヒー豆を海南島に輸入する際の関税・輸入付加価値税・消費税がすべて免除されました。これにより、海南省は海外のコーヒー豆が中国市場に進出する新たな拠点としてますます注目を集めています。(提供/CGTN Japanese)











