中国ロボット企業の宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)が19日、上海証券取引所のハイテク新興企業向け市場「科創板」に上場した。初値は1100元(約2万5960円)と公開価格の150.8元を629%上回り、初値ベースの時価総額は4449億元(約10兆4996億4000万円)に達した。
2016年創業で消費者や企業向けに高性能四足歩行ロボットや6軸ロボットアームを開発・製造・販売。24年に人型ロボット「G1」を発表して注目された。同社の人型ロボットは、25年の中国の春節(旧正月)恒例の人気テレビ番組「春晩」で中国の伝統的な踊りを披露したのに続き、26年の春晩でも武術パフォーマンスを披露して話題になった。26年3月に上海証券取引所の科創板へのIPO申請が受理され、わずか73日で上場審査を通過した。科創板の事前審査制度導入後で最速という。4月には人型ロボット「H1」が陸上トラックを秒速10メートルで走る動画を公開し、人型ロボットによる100メートル走で走行速度の世界記録を更新したと発表した。5月に公開した世界初の量産型有人変形ロボット「GD01」のデモ動画も話題になった。
中国メディアの央広網によると、同社は四足歩行ロボットと人型ロボットの出荷台数で共に世界一。今年上半期の営業利益は前年同期比48.54%増の11億5200万元(約271億8720万円)、親会社株主に帰属する純利益は同19.34%減の2億7821万元(約65億6575万6000円)だった。
中国メディアの第一財経によると、創業者の王興興(ワン・シンシン)氏(36)は、同社の発行済み株式総数の21.4395%に当たる8671万4964株を直接保有している。











