中国の警察当局はこのほど、2010年の夜間に盗まれた唐代の石獅子2体の行方を追うため、100万元(約2400万円)の懸賞金を提示し、事件の解決につながる情報提供を求めています。盗まれた石獅子は、中国西部の陝西省咸陽市礼泉県昭陵郷索山村の北側にある武将山に位置する唐代の帝王陵墓園の玄関に置かれていたもので、国の重点文化財保護対象です。

2体の石獅子はいずれも石灰岩で作られ、高さ約1.5メートル、長さ約1.3メートル、胸幅約0.8メートル、重さ約2トンです。15万平方メートルの敷地を有する陵墓園は、山の上の険しい場所にあるため、日常のパトロールや管理は容易ではありません。スタッフは4人しかおらず、陵墓園を一周するのに4時間かかるとのことです。

現地の文化財保護にあたる政府部門の責任者、張瑞豊氏は、「幸い村民らが自発的に陵墓を守ってくれたおかげで、他の石像は無事に立っている」と語っています。しかし残念なことに、陵墓園の東玄関にあった石獅子は人里から遠く離れ、2010年の夜間に盗まれました。現在は復元された石獅子のデジタル画像が元の場所に投影されています。石獅子のデジタル画像が公開されると、より多くの人々が「唐の石獅子」を探す活動に参加するようになりました。

陝西省咸陽市警察当局の刑事警察支隊画像捜査大隊の王卓大隊長は、「南側の石獅子の胸には横紋があり、北側の石獅子の胸には『民此遠備』という四文字と、脚には『七月十一日起』という文字が刻まれている」と明らかにしました。(提供/CGTN Japanese)

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