中国の1~7月のロボット輸出は高い伸びが続き、産業用ロボットの輸出額は前年同期比13.2%増の73億4000万元(約1725億円)だった。上半期は清掃用ロボットとスマートバイオニックロボットの輸出額合計が180億9000万元に達し、産業用ロボットは世界141カ国・地域へ販売された。

盛夏に入り、ロボットの海外向け受注は爆発的増加期を迎えた。広東省恵州市にある清掃用ロボットメーカーの製造工場では、製造ラインがフル稼働し、一度に約1万台のロボット掃除機を出荷できる。ロボットは海を渡り、約1カ月後に海外の店頭に並ぶことになる。

海外ユーザーの特性に合わせた家庭用ロボット、2年連続で売り上げ2倍

欧州は中国製家庭用ロボットの重要な成長市場であり、毎年7月から9月にかけて、この恵州市のメーカーは海外の年末消費シーズンに間に合わせるべく、早めに在庫を確保する。同メーカーは、欧州ではカーペット敷きの住宅が多く、ペットの普及率が高いという特徴を踏まえ、現地ユーザーの掃除に関する悩みに対応した製品を開発してきた。同社製ロボット掃除機は、欧州市場における販売台数が2年連続で前年に比べ倍増した。

海外進出が急速に拡大する産業用ロボット、東南アジアの製造業拠点で導入

コンシューマー向けロボットが売り上げを伸ばすと同時に、産業用ロボットの海外進出の勢いも旺盛だ。江蘇省南京市のある産業ロボット企業では、異なる産業現場に対応したさまざまなロボットが東南アジアに出荷され、タイやベトナムなどの製造業拠点に送られる。今年上半期(1~6月)、同社の海外販売台数は前年同期のほぼ2倍だった。

同社のマーケティング責任者の王瓊(ワン・チオン)さんは、「これらの出荷製品の一部はタイへ、一部はベトナムへ送られる。タイへ出荷されたロボットは主に自動車部品の製造現場で利用され、ベトナムへは主に軽量の卓上型ロボットが出荷されている」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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