欧州に暮らす人々にとって、今夏の「暑さ対策」と「節水」は最優先事項となりました。中国東部の浙江省では、壁掛け型エアコンファン、節水シャワーヘッド、製氷・浄水機能付きウォーターサーバーなど暑さ対策・節水製品に関連した商品の輸出が急増し、受注は2027年まで埋まっています。

世界最大の雑貨卸売市場がある浙江省の義烏国際商貿城にある張長軍さんが経営する店舗では、壁掛け型エアコンファンが「爆発的人気商品」になっています。英国の常連客がサンプル注文を出した直後に、1500台の追加注文を入れ、海上輸送は時間がかかるため、200台を航空便で緊急輸送しました。

欧州諸国では猛暑が過ぎた後、干ばつと水不足が新たな課題となっています。節水・省エネが地元市場の核心的な需要となり、節水型金物製品は輸出の好機を迎えています。キッチン・バスルーム用金物を専門とする経営者の劉軍明さんは、「以前欧州の顧客は30ミリのバルブコアを使用していたが、今では特別に25ミリに変更され、節水効果が即座に現れた」と変化を実感しています。以前は月に1000~2000個輸出していましたのが、先月は約1万個に急増したとのことです。

持続的な高温と干ばつにより、「最小限の水でいかに美しく庭を育てるか」は、欧州の消費者にとって切実な需要となっています。

浙江省慈渓市は国内の園芸かん水製品の主要生産地の一つです。かん水製品を主力とする企業では、従業員らが欧州へ出荷する家庭用3イン1マイクロスプレー・点滴かん水セットの製造に追われています。

かん水商品メーカーの王暁宇副総経理によると、通常のかん水では1回7~10リットルの水が必要ですが、王さんの会社のセット製品を使用すれば1~2リットルで済み、節水効果は約70%に達するとのことです。製品の半数以上が欧州向けで、英国、フランス、ドイツ、スペインなどからの注文は2027年1月まで埋まっており、新たな取引の交渉も継続しているとのことです。

浙江省寧波税関の最新データによると、今年1~7月、慈溪市から欧州向けの輸出額は203億7000万元(約4820億円)に達したとのことです。

暑さ対策関連家電の輸出額は9億3000万元(約220億円)を占め、うち製氷機は前年比45.2%増の1億3000万元(約30億8000万円)、浄水器は同79.9%増の3245万9000元(約7億6900万円)に達しました。(提供/CGTN Japanese)

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