2026年8月26日、中国メディア・第一財経は、今年開催されたサッカー・ワールドカップ(W杯)の熱狂を背景に、中国の宝くじ売上高が前年同期比で500億元(約1兆1800億円)以上増加したと報じた。

記事は、中国財政部が26日に公表した7月の全国宝くじ販売実績で、7月の全国売上高が前年同期比68.6%増の875億7100万元(約2兆700億円)に達したほか、6~7月の売上高も同約54%増の約1636億元(約3兆8740億円)に上ったと紹介した。

そして、売上急増の要因について同部が6月12日~7月20日に開催されたサッカーW杯の効果を挙げており、W杯が中国の宝くじ市場にもたらした直接的な増収効果は500億元(約1兆1840億円)を突破したとの分析を伝えた。

また、大会期間中は全国のスポーツくじ取扱店で売上が急増し、湖北省武漢市の販売店スタッフが「通常の約3倍に膨らんだ」と証言したことに言及。財政部の統計でも、6~7月のスポーツくじ販売額は同約86%増の合計約1312億元(約3兆1070億円)となり、全国の宝くじ売上の約8割を占めたとしている。

記事は、この特需がけん引役となり、年初から伸び悩んでいた全国の宝くじ販売全体の累計成長率がマイナスからプラスへと転換したと紹介。その一方で、過去の傾向から見ても「W杯特需」には反動が伴い、来年の同時期には販売額が大きく減少する可能性が高いとも指摘した。(編集・翻訳/川尻)

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