2026年8月26日、中国メディア・観察者網は、安徽省のマンションで女性がエレベーター内のエアコンの冷気を独占するためにドアを椅子で固定し、住民全体がエレベーターを利用できなくなるトラブルが発生したと報じた。
記事によると、安徽省内の集合住宅で、女性がエレベーター内に備え付けられたエアコンの冷気を独占して涼むため、自宅から持ち出した椅子の脚をエレベーターの扉が開閉する場所に置き、ドアが閉まらないよう固定した。
女性はその間、エレベーター前に置いた椅子に悠然と腰掛け、スマートフォンをいじり続けていた。エレベーターが動かず困惑した住民から苦情が寄せられ、マンションの管理会社が現場に駆けつけて説得を試みたものの女性は応じず、最終的に警察に通報する事態に発展。駆けつけた警察官が女性に対して数時間にわたり説得と指導を行い、ようやくトラブルが解決してエレベーターの運行が再開されたという。
法律関係者は、エレベーターはマンション住民全員の共有財産であり、個人的な都合で無断占有し他人の通行を妨害する行為は「民法典」違反に該当すると指摘。妨害排除や損害賠償責任を負う可能性があるほか、公共の秩序を著しく乱した場合は治安管理処罰法に基づく処罰の対象になり得るとした。
この事案に対し、中国のSNS・微博(ウェイボー)では「真夏の高層階でエレベーターを止められたら高齢者や急病人は命に関わる」「自己中心的な迷惑行為には相応の罰則を与えるべきだ」など女性の非常識な行動を咎めるコメントが寄せられた。また、それ以上に、警察の生ぬるい対応への批判が噴出しており、「数時間も説得?おしゃべりでもしていたのか」「すぐに強制連行して拘留すべき案件だ」「男性だったら3分で連行されていただろう」「こういう時こそ『騒擾挑発罪』を適用しないのか」「数時間かけてようやく解決というのは法治に対する最大の皮肉だ」と強い憤りの声が相次いだ。(編集・翻訳/川尻)











