中国とロシアの合同考古学調査隊は7月から8月にかけて、ロシアのアルタイ地域で発掘・調査を行いました。

合同調査隊は高精度衛星測量、ドローンによる空撮、3Dモデリングなどの技術を総合的に活用し、チネタ1号墓地と2号墓地にある7基の墓を体系的に調査・発掘し、大量の重要な実物資料が出土しました。

重要な考古資料が出土、中ロ考古協力の新成果

発掘終了後、合同調査隊は引き続き専門的な調査に移りました。まずは同地域におけるブラン・コバ文化の墓の分布状況や構造的特徴を全面的に整理し、匈奴、鮮卑、柔然の時代におけるアルタイ地域の文化的様相をいっそう明らかにしました。また、遊牧集落の探索を目的に、中国の新疆東部天山地域で提唱されている「居住遺跡・墓・岩絵が一体となった分布」という遊牧集落の分布理論をアルタイ地域に応用しました。調査では、この理論の有効性がある程度確認され、これを手がかりに新たに集落遺跡1カ所、大規模な岩絵遺跡1カ所、要塞遺跡1カ所を発見し、アルタイ地域の遊牧集落研究で重要な進展を遂げました。(提供/CGTN Japanese)

編集部おすすめ