21日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比1.48ポイント(0.04%)高の3905.20ポイントと小幅に続伸した。
資源高が相場を支える流れ。
昨夜のWTI原油先物は約1カ月ぶり、金先物は約3カ月ぶりの高値を付けた。21日の上海期貨交易所(上海先物取引所)では、銅やアルミなど主要な非鉄金属の先物が高く推移している。関連銘柄に買いが先行した。中国の政策に対する期待感も根強い。中国本土では来週25日、政治・経済の動きを決める
全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第24回会議が開幕する予定だ(28日に閉幕)。市場関係者の間では、第3四半期(7~9月)内に預金準備率が引き下げられるとの観測も一部で浮上している。ただ、上値は限定的。中東情勢の不透明感や、米金利の上昇などが逆風だ。上海総合指数は安く推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、石油や産金、非鉄など資源関連の上げが目立つ。中国石油天然気(601857/SH)が1.9%高、中国海洋石油(600938/SH)が1.7%高、赤峰黄金(600988/SH)が7.2%高、山東黄金(600547/SH)が5.0%高、江西銅業(600362/SH)が2.9%高、中国アルミ(601600/SH)が2.7%高で引けた。
ハイテク株も急伸。
パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)と電子機器メーカーの成都旭光電子(600353/SH)がそろって10.0%(ストップ高)、プリント基板(PCB)大手の
深セン市景旺電子(603228/SH)が6.3%高、光ファイバー・ケーブル製造の烽火通信科技(600498/SH)が5.7%高、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が5.2%高で取引を終えた。海運株、軍需産業株、電気設備株、保険・証券株なども買われている。
半面、前日に急伸した医薬株は安い。
北京昭衍新薬研究中心(603127/SH)が6.3%、上海復星医薬集団(600196/SH)が5.2%、甘李薬業(603087/SH)が4.8%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が3.6%、薬明康徳(603259/SH)が3.0%ずつ下落した。消費株、自動車株、不動産株、公益株、銀行株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.70ポイント(0.25%)安の280.77ポイント、深センB株指数が2.09ポイント(0.18%)安の1164.63ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)