◆JERAセ・リーグ 広島1―3巨人(4日・マツダスタジアム)

 巨人のボビー・ダルベック内野手(31)が生き生きとバットを振った。初回、降雨により22分の中断を挟みながら、無死一、三塁の好機。

先発・森下の146キロ直球を捉えた当たりは先制の左前適時打となった。「みんながつないでくれたのでなんとかランナーをかえしたかった。感触もよかったし、なんとか打点を挙げようという気持ちでいきました」と声を弾ませた。

 休養十分で帰ってきた。1日のDeNA戦(京セラD)では「4番・一塁」で先発出場も、第1打席から3打席連続三振で4タコ。5試合20打数3安打10三振で、工藤公康の20試合を超え、球団最多21試合連続三振となっていた。2日の同戦ではベンチ外で完全休養。「全力を尽くすだけ。いいリフレッシュになった」と体調も気持ちも整え、この日は「3番・一塁」で2試合ぶりにスタメン復帰。リフレッシュ効果はてきめんで第1打席で8月29日・阪神戦以来の安打、同27日・ヤクルト戦以来の打点をマークした。

 橋上監督代行は助っ人の試合前練習の様子を確認し「いい表情をしていましたよ。結構表情に出るので、いつも見ているんですけど、ダメな時はシュンとするんで」とニッコリ。

クールに見えるが、決して鉄仮面というわけではない。7月24日の阪神戦(甲子園)では0―1の9回2死、才木から追い込まれた直後にニヤリと笑い、逆転2ランを放った。その際の動画はファンの間でも話題に。チームメートから動画を見せられたボビーは「無意識。全然気づかなかった」。試合に入り込み、常に闘争心が燃えたぎっている証拠だ。

 逆転Vへ向け、主砲の力は不可欠。「適時打以外は凡退はしたけど、内容は決して悪くはない。今後につながる」。1試合1試合全力で戦い抜く覚悟だ。(水上 智恵)

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