バラク・オバマ氏(64)が、米国政府が密かに宇宙人を隠蔽しているとする陰謀説を一蹴した。オバマ元大統領は、CBSの番組『ザ・レイト・ショーwithスティーヴン・コルベア』に出演した際、長年にわたるこうした憶測について言及し、密室で大規模な宇宙人隠蔽工作が行われているという説をきっぱりと否定した。



 オバマ氏は今年初め、宇宙人は「実在する」と示唆する自身の発言がネット上で拡散し、UFO信者たちの間で大きな騒ぎを巻き起こした件について質問を受けた。しかし、単に広大な宇宙のどこかに生命が存在し得るという意味であって、地球がすでに接触を果たしているという意味ではないとオバマ氏は説明していた。



 今回、司会のスティーヴン・コルベアが、オバマ氏がその発言を釈明しようとした際、「誰もあなたを信じていないから」と冗談を飛ばし、真実を話すよう促すと



 オバマ氏はこう答えた。



「まだ『どこかの地下に小さな緑色の宇宙人がいる』と思っている人たちへ。大統領として学んだことの一つは、政府は秘密を守るのが下手だということだ。陰謀論について言えば、もし宇宙人や宇宙船、あるいは米国政府の管理下にある何かがいて、私たちがそれを知っていたり、目撃したり、写真に収めたりしていたとしたら。断言するが、施設の警備員が誰かが、宇宙人と自撮りして、交際相手を驚かせようと写真を送っているはずだ。必ずリークが起きる」



 噂を一蹴したものの、オバマ氏は、人類が実際に地球外生命体と遭遇した際には、喜んで指揮を執ると認めた。



「初めて接触する時が来たら、私はこの惑星の使者としてふさわしいと思う。国政運営や外交の経験があるからね。人当たりも良い。だから、実はかなりうまくやれると思っている」



 そして率直に「でも、まだそんなことは起きていない」と続けた。

そんなオバマ氏の発言は、米国でUFO情報の公開をめぐる憶測がますます高まっている中でなされたものだ。先週、ドナルド・トランプ大統領は、国防総省が「非常に興味深い」UFO関連の機密文書を公開する準備を進めていると主張し、「これまで公開してこなかった多くの情報を公開する予定だ」と話していた。



 地球外生命体への関心の高まりは、スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『ディスクロージャー・デイ』をめぐる話題にも後押しされている。同映画は、地球外生命体の存在を証明する証拠が突然現れた場合、人類がどう反応するかを描いた作品だ。



 しかしオバマ氏の指摘を汲むならば、地下にエイリアン専用の極秘シェルターが存在するという過度な期待は、ひとまず脇に置いておいたほうが賢明といえそうだ。



文:BEST T!MES編集部

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