日本高野連の「7イニング制諸課題検討会議の最終報告書に関する意見交換会」の第1回が30日、大阪市内で行われた。日本ハムの栗山英樹CBO、今春のセンバツを制した大阪桐蔭の西谷浩一監督らが参加した。

 栗山英樹CBOは開口一番「大前提として、野球やっていた人はみんな9回やりたい」と話し、独自に審判にストライクゾーンを広げられないだろうかと調査したことも明かし、ベスト8以上から9回制などの試案も披露した。

 また昨年6月に亡くなった長嶋茂雄さん(享年89)とのエピソードを披露。「最後に話をした時に『(野球の)原点は高校野球なんだ。それを大事にしなさい』と伝えられた。将来のためにどうあるべきか野球人を離れて真剣に考えたい」と力説していた。

 参加者は以下。

 (1)大坪慎一(佐賀・鳥栖工監督)

 (2)川井圭司(同大政策学部教授)

 (3)木田圭重(京都府立医科大整形外科講師)

 (4)栗山英樹(日本ハム チーフ・ベースボール・オフィサー)

 (5)谷口真由美(法学者・一般社団法人スポーツハラスメントZERO協会代表理事)

 (6)西谷浩一(大阪桐蔭監督)

<ファシリテーター>長島三奈

 6月6日にも第2回を行う。参加者は以下の通り。

 (1)大石卓哉(静岡・掛川西監督)

 (2)大久保雅生(滋賀県高野連理事長)

 (3)小倉全由(日本高野連技術・振興委員)※ 検討会議メンバー

 (4)琴浦義浩(京都府立舞鶴こども療育センター整形外科部長)

 (5)須江航(宮城・仙台育英監督)

 (6)谷本歩実(JOC理事・オリンピアン)

 日本高野連は、昨年12月の理事会で「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」から、センバツが第100回を迎える2028年から「全ての公式戦で」、猛暑への対策が急務な夏の選手権大会については「可及的速やかに」採用することが望ましいとの最終報告を受けたと発表した。また、最終報告が周知されていないことから、意見交換会の実施を決めていた。

編集部おすすめ