英国の研究で季節性アレルギーが運転者の事故リスクを高めている可能性があることが判明した。花粉症患者に対し、運転時には特に注意を払うよう警告が出されている。
暑さで花粉の飛散量が急増し、英国人の約4人に1 人が花粉症に悩まされている中、くしゃみ、目のかゆみ、眠気などの症状が、運転中の危険な注意散漫を引き起こしていることが新たな研究で示唆された。
自動車メーカー「ボルボ」が委託した花粉症のドライバー2000人を対象とした調査によると、5人に4 人が自身の症状が安全運転の妨げになっていると考えていることが判明。そして最も憂慮すべきは、3分の1 近くが花粉症による不快感のため、運転中に目を閉じてしまったことがあると認めた点だ。調査によると、患者の31 %が痒みや涙目などの症状により目を閉じてしまい、13%はくしゃみが止まらない際に両手をハンドルから離してしまったと告白した。
薬の服用もこの問題の一因となっている可能性があり、運転者の5人に1人近く(18%)が、花粉症治療薬の服用により運転中に眠気を感じたと回答した。
そして一部のドライバーにとっては、その影響が危険なほど身近なものとなっている。調査対象者の5%(英国の約53万5000 人のドライバーに相当)が、花粉症の症状に関連した「危うく事故になりかけた」経験があると回答した。更に25歳から44歳のドライバーは、65 歳以上のドライバーに比べて、そのような危険な状況を経験した確率が約5倍高いことが判明した。
専門家は、この一般的なアレルギーがもたらす安全上のリスクを、多くの人が過小評価している可能性があると指摘している。花粉症は、涙目、鼻づまり、突然のくしゃみなどを引き起こす可能性があり、これらはすべて運転中の集中力や反応時間を低下させる要因となる 。
自動車の専門家たちは、花粉の飛散量が多い日には、運転中の花粉への曝露を最小限に抑えるため、車の窓を閉めておくことを推奨している。
「ボルボUK 」のニコール・メリオ・ショー氏はこう述べた。
文:BEST T!MES編集部
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