『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で念願のアカデミー賞を獲得し、この夏には話題作『ブレット・トレイン』の公開を控えるブラッド・ピット。そんなノッている彼が、GQ誌のインタビューで、引退を考えていることを告白した。

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 GQ誌のインタビューに対して、自分のキャリアは「(学校で言えば)最終学期だと思っている。この期間はどうなる? どのように終えようか」と自問自答している、と明かしたのだ。

 ブラッドはここ15年ほど、自身の制作会社プランBを通じてプロデューサーとしても腕を振るい、『それでも夜は明ける』や『ムーンライト』、『バイス』、『ミナリ』など、オスカーに絡む名作を世に送り出してきた。この後も、アナ・デ・アルマスがマリリン・モンローにふんする『Blonde(原題)』や、サラ・ポーリー監督の待望の新作『Women Talking(原題)』の公開が控える。

 また俳優としては、日本でもこの後公開されるサンドラ・ブロック主演のロマンスコメディ映画『ザ・ロストシティ』で存在感を見せつけており、前出の『ブレット・トレイン』のほか、オスカー監督ダミアン・チャゼルの新作『Babylon(原題)』にも出演。また、『トップガン マーヴェリック』の監督ジョセフ・コシンスキーとタッグを組み、F1を舞台にした作品に出演することも発表されている。

 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でタッグを組んだクエンティン・タランティーノ監督は、ハリウッドは最後の大スターを失うことになると、ブラッドの発言に危機感を覚えているそうだ。

 「彼は別格です。正直なところ、彼を完璧に表現することはできません。星が輝くのを正確に描写できないのと同じです。『イングロリアス・バスターズ』で気が付きましたが、彼を撮影したとき、カメラのファインダーを覗いている感覚ではありませんでした。まるで完成された映画を観ている気持ちでした。フレームの中に彼が存在するだけで、そう感じさせるのです」と話している。

 長いキャリアが最後のチャプターにあると考えているとのことだが、それがどれほどの期間になるのか、ファンだけではく、ハリウッド全体が気に掛けることとなりそうだ。