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高知名物「アイスクリン」を食べてみた

「○○県には△△がある!(あるいは、ない!)」
最近こんな話題が大はやり。先日初めて高知を訪れた筆者、高知城下で「アイスクリン」なるものを見つけた。見たところ普通の三段重ねのアイスっぽいが、いったいどこが高知名物なのだろう。

「シャーベット成分が普通のアイスより多いんだ。元々は横浜で生まれたんだけど、その後クリームの多いのが主流になって、(今では)高知にだけ残ったんだね(※)」
屋台でアイスクリンを売っていたおじさんは、こう説明してくれた。乳脂肪分が3%以下と少ないため、分類上は「アイスクリーム」ではなく「氷菓子」になるらしい。

食べてみる。口の中でスワワッと溶けてゆく。アイスクリームよりアッサリしていているが、シャーベットのようにシャリシャリしない。口当たりがいい、これは旨い! その後巡った桂浜、龍河洞など高知の有名観光地には必ずあったし、土産物屋では普通のカップアイスとしても売られていた。こんな風にあちこちで目についたが、高知の人は皆、アイスクリームではなくアイスクリンを食べているのだろうか。

高知県内で「1×1=1」(いちかけるいちのアイスクリン)の名で親しまれている、高知アイスクリーム商工業協同組合の近川さんに尋ねてみた。アイスクリームとアイスクリン、どちらが売れているんですか?
「それは有名メーカーのアイスクリームの方が売れていますよ(笑)」
率直に話してくれた近川さん。おじいさんの代からの製法を守りながら作り続けているというアイスクリン、現在ではイチゴ、メロン、高知名産のゆずなど9種の味が揃っているという。しかし、今でも断トツの人気を誇るのは、昔ながらの「白」のアイスクリンなのだそうだ。

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2008年9月30日のコネタ記事

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