ビクトリアの滝は、滝の見ごたえもさることながら、アトラクションの多さも大きな魅力。ヘリコプター遊覧やラフティングなど滝を満喫できる魅力的なメニューが揃っているが、なかでも注目はバンジージャンプだ。
もちろん滝壺に飛び込むわけではない。滝のすぐ下流、2国の国境に架かるビクトリアフォールズ橋から下を流れるザンベジ川へ向かって滝をバックにジャンプするのだ。その高さは111m。橋から川を見下ろしてみるとあまりに高くて一瞬ひるんだが、せっかくなのでやってみることに。
ちなみにこれまでの私のバンジー経験といえば、近所の遊園地の約20mのバンジーのみ。スタッフいわく、
「1度目は怖いけど、2度目は平気、そのあとからはクセになるよ」
橋近くにあるオフィスで誓約書にサインをし、料金を支払って体重測定。体重は油性マジックでデカデカと腕に書かれる。これはバンジーをやった証でもあるのだが、堂々と自分の体重を宣伝しているようなもので少し恥ずかしい。一連の手続きを済ませて、再び橋へ戻る。
何度も安全かと訊く私に、絶対大丈夫だと力強く励ます(?)スタッフ。ハイシーズンには一日に70人以上が飛ぶという。手ぎわよくスタッフが準備をすすめ、気づけばジャンプ台の先端にいた。
「ゴー、ヨン、サン……」