小~中学校くらいまでは、きちんと出汁をとった味噌汁をつくったり、粉吹き芋やマヨネーズをつくったりしてみんなで食べるのが楽しかった。しかし、私の場合、特に家庭科教育に力を入れている女子高に進学したせいか、受験勉強で忙しい中、期日に間に合わせるため、半泣きになりながら実際に着せるアテもないベビードレスやケープなどを徹夜でつくった苦しい記憶も……。
先日、書店に行ったところ、『家庭科のおさらい』という本を発見。「なんで中学生のときに ちゃんと学ばなかったんだろう…」というオビ文が胸に痛い、「おとなの楽習」というシリーズの一冊だ。家事は母親任せだった中学生時代に比べ、大人になった今だからこそ、より興味を持って楽しく学べるのでは? と手にとってみた。第一章が「食」、第二章が「衣」、第三章が「住」という3部構成になっている。
「ごはん&味噌汁のつくり方」や「おいしいお茶やコーヒーの入れ方」といった基礎中の基礎にはじまり、「ボタンつけ」や「巾着袋のつくり方」など遠い記憶がよみがえってくる項目も。さらに、今さら聞けない「洗濯マークの見方」や、「食品表示」から添加物や原産国をチェックするノウハウなど、漠然としか認識していなかったことを改めてそういうことだったのか! と理解できる目からウロコの内容。