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「ワイルド7」映画化! 不満点はたくさんある。それでもこの映画に『ワイルド7』を感じたんだ

「ワイルド7」映画化! 不満点はたくさんある。それでもこの映画に『ワイルド7』を感じたんだ
「ワイルド7」2011年12月21日より公開中。邦画がやってしまいがちな“ダサいサブタイトル”が付けられていなくてよかった!
『ワイルド7』が映画化された。見にいくべきか、いかざるべきか、おおいに迷っている男子諸君は多いと思う。なにしろ『ワイルド7』といったらアクション漫画の巨匠・望月三起也先生の代表作にして、日本漫画史に燦然と輝く永遠不滅の大傑作だからね。
それを今回、どのように映像化してくれるのか。正直言って不安はあった。だけど期待もあった。不安半分、期待半分で見にいった。

えーと、ひと言でいうとですね。これは『ワイルド7』という作品に対する“愛情の深さを試されているような映画”だったな。

まず冒頭は、逃走中の銀行強盗犯たちを高速道路上で退治する場面からはじまる。そう、ワイルド7は犯罪者を逮捕したりはしない。法の手が届かない権力者や、裁判の手間すら惜しい悪党共を問答無用で“退治”する。それがワイルド7という集団なのだ。
高速道路での描写はヒットコミックス1巻「野生の7人」のエピソードを下敷きにしていて、愛読者ならスクリーンに向かって思わず「うんうん」とうなずく導入だ。

さて、そんな彼らの現場に謎のライダーがあらわれる。ワイルド7が悪党を処刑しようとすると、この謎のライダーは横から出てきて勝手に射殺し、走り去ってしまうのだ。ワイルド7のリーダー飛葉は、この謎のライダーを追跡するうちに、ある女と出会う。まあ、原作の愛読者なら説明しなくても誰だかわかるだろう。

そうこうするうちに、ある製薬会社が研究を進めていたウィルスが何者かに盗まれ、東京を人質にしたテロ事件が勃発する。細菌テロというのは原作ではあつかわれたことがなかったし、いかにもハリウッド映画的でいまさらという気もしないでもないが、予算をそれほどかけずに映画的スケール感を出すためには、悪い選択ではないと思う。

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