男の子ならみんな思うこと。「かわいい女の子と付き合いたい」。
しかしこの「かわいい」ってのがクセモノ。結局何をさして「かわいい」と呼ぶのでしょう?
一般的には「容姿」でしょう。やはり見た目が好みかどうかは重要です。
あとは仕草と言動。男性の中には女性の仕草でキュンとくるスイッチがあります。ちょっとした声や言葉遣いが胸に響いて好きでしかたなくなることもあります。
百人いれば百通りの「かわいい」がある。
しかし「かわいい」の本質は一体何なんだろう?

『のぼさんとカノジョ?』は、引越し先にいた幽霊とすごすハメになるコメディです。
ただし、幽霊が可愛い女の子で一緒に暮らしてラッキー、という展開では決して無い。何と言っても相手の幽霊、完全に幽霊です。
姿が見えない。声が聞こえない。外に出られない。記憶もない。
せめて姿が見えて話せたらいいんですが、それが完全にできません。
なので、最初は意思表示がうまくできない。自分がいることを表示する方法としてとられるのが、物を投げるとか揺らすとか、音を鳴らす……あっ、これポルターガイストとかラップ音とかの類だ。

ホラーじゃないんです。
最初はそりゃポルターガイストが続けば不気味にもなります。しかし家賃の安さと、主人公のぼさんの「受け入れる」性格で、様子を見ることに。
ここで怯えず、幽霊の意思表示が「無視をしないでほしい」ということだと気づき、ある方法でコミュニケーションを取ることを決意します。