かのリリー・フランキー氏は「みんなスカスカの人生なのに 幸せそうなフリしてるだけだよ」とおっしゃっていたが、そうは言っても、街ゆく人がみんな楽しそうな人生を送っているように見えてしまう。そんな中、『東京ひとりぼっち率』を調べた女子大生がいる。名前はマツバラさん。果たして気になる結果は?…直接お聞きしてきました。
マツバラさんは現在、Webサイト『モッケイエンタテイメント』で記事を書いている。
――記事を書くことになったきっかけは?
「二年の春に『モッケイエンタテイメント』の編集長である中川さんに声をかけられたんです。中川さんとは一年の時に語学のクラスで一緒で、なぜか私のことを覚えていたらしく、『なんで覚えてたの?』って訊いたら『ひとりで隅っこにいて、さみしそうだったから』って…」
――なんだか切ない理由…。大学生といえばサークルで友達を作る人は多いですが、サークルには入らなかったんですか?
「新歓の時期にはサークルを探したんですけど、いろんなビラをもらって、それを見た程度でした。実際に何度か新歓には行ったんですけど、騒がしいのについていけなくて」
――そもそも、なぜ『ひとりぼっち率』を調べようと?
「もともと、人の多い場所でひとりぼっちの人を数えようというのは、私のアイデアではなくて、編集長の指示だったんです。どうせ、ひとりぼっちを調べるなら、友達がいないような人がやったほうがいいってことで、『じゃあマツバラさんお願い』って、私がやることになりました」