review

「下町ロケット」今夜2話「ロケット品質」とはなにか。原作と微妙に違うニュアンスの差を考える

いよいよTBSの日曜劇場(よる9時〜)で「下町ロケット」の新シリーズが始まった。

各分野から集められた出演陣。注目は誰?


先週放送の第1話は、新旧さまざまな人物が次から次へと登場し、さながら顔見世興行といった趣きだった。あまりに出演者が多くて、エンドロールのクレジットで、初めて出ていたことを知った俳優もいたほどだ。大河ドラマや朝ドラならともかく、1クールのドラマでこれだけ人物が出てくるのも珍しいのではないか。そのキャストも、本職の俳優にとどまらず、落語家、お笑いタレント、歌舞伎役者、アナウンサーと多岐にわたる。
「下町ロケット」今夜2話「ロケット品質」とはなにか。原作と微妙に違うニュアンスの差を考える
イラスト/まつもとりえこ

なかでも注目は、イモトアヤコだろう。何しろドラマ初挑戦、しかも他局の日曜夜の人気バラエティの看板タレントが、時間帯こそ重ならないとはいえ、同じく日曜夜のドラマに起用されたのだから、ちょっとした事件である。劇中、タレントとしてのトレードマークである太い描き眉を捨てて登場した彼女の役どころは、ベンチャー企業の副社長にして天才エンジニア。池井戸潤の原作小説『下町ロケット ゴースト』(小学館)では、ざっくばらんな人柄ながら仕事で敏腕を振るう女性として描かれる役だが、第1話を観たところ、これが見事にハマっていた。相方の社長を演じるのが歌舞伎界のサラブレッド・尾上菊之助とあって、イモトの庶民っぽさが際立ち、まさに配役の妙といえる。

さらに意表を突かれたのが徳重聡だ。くわしくは後述するが、劇中で徳重はメガネをかけたドライなエンジニアとして登場、周囲の人たちとたびたび衝突する。私は最初、徳重が演じているとは知らず、途中で気づいて驚いた。思えば、「21世紀の石原裕次郎」オーディションに合格してデビューした徳重は、7年前には連続ドラマ初主演の「Dr.伊良部一郎」(テレビ朝日)で二枚目からのイメージチェンジをはかったが、残念ながらうまくいったとはいいがたい。それが今回、大きく脱皮しそうな予感を抱かせる。

あわせて読みたい

「「下町ロケット」今夜2話「ロケット品質」とはなにか。原作と微妙に違うニュアンスの差を考える」の みんなの反応 6
  • 匿名さん 通報

    イモトはドラマ初挑戦ではありませんよ!

    4
  • 匿名さん 通報

    >さらに意表を突かれたのが徳重聡だ。  始め誰だかわかりませんでしたが、あとで確認してビックリ❗良い裏切られ方をしました、こんな演技も出来るんですね❗

    1
  • 匿名さん 通報

    >これに対しドラマでは、殿村が実際に作業ムラを直す姿から気づくというふうに変更されたおかげで、より現実味が増したように思う。  これは、よい変更点でしたね。分かりやすかったです。

    1
  • 匿名さん 通報

    >六角はこの手の俗物というか小悪党を演じると本当にうまい。  演技派ですものね。

    1
  • 匿名さん 通報

    >中川(池端慎之介)らが再登場して  嫌みな役が、はまってます❗

    1
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

新着トピックス

レビューニュースアクセスランキング

レビューランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

下町ロケット

下町ロケット

「下町ロケット」は池井戸潤の直木賞受賞作が原作のテレビドラマ。

トレンドの人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

エキサイトレビューとは?

エキレビ!では人気のドラマやテレビアニメ、話題の書籍を人気ライターがレビュー、解説! 人気ドラマのあらすじや、話題の書籍が支持される理由の考察、国民的アニメに隠された謎の解明など話題の作品の裏話を紹介。

その他のオリジナルニュース