We♡SMAP #16|木村拓哉「SMAPの一員であることに喜び感じる」2009年のSMAP
イラスト/おうか

ずっとSMAPが好き♡ SMAP特集

2009年のSMAPはシングル1作、両A面シングル『そっと きゅっと/スーパースター★』を8月26日にリリース。翌2010年は45枚目のシングル『This is love』を8月4日に、7月21日にアルバム『We are SMAP!』をリリースした。

【前回レビュー】We♡SMAP #15|メンバーそれぞれが互いの2007年を評価 木村拓哉「吾郎はおもしろくなった」

森且行選手34歳 GI初勝利(『SPA!』2009年2月10日号)

川口「GI開設57周年記念グランプリ」でGI初勝利を収めた森且行選手。デビューから13年で大きな勝利を手にした。
「今週のビクトリー」のコーナーで特集された森。記事には『「元SMAP」呼ばわり、いい加減改めねば!』とある。2008年の賞金ランキングでは全国10位、川口オートレース場ではトップをマークした。

オートレースでは全ての選手が同じ車種のバイクに乗る。走り方や気候、エンジンや足回りのチューニングが勝負を分けると細かい説明とと共に森選手の奮闘ぶりを伝えていた。FXにハマっているというおまけ情報も。


草なぎ剛復帰裏話(女性セブン2009年6月18日号)

泥酔した件で1カ月ほど謹慎していた草なぎ剛が6月1日に復帰。復帰後初仕事の『SMAP×SMAP』の視聴率は22%を記録した。女性セブン2009年7月16日号でも紹介しており、謹慎中は一歩も外へ出ず、読書と筋トレをして過ごしたとある。復帰後はドラマ『任侠ヘルパー』(フジテレビ系)の撮影が急ピッチで行われた。


4月24日に謝罪会見を行った草なぎ。毎朝8時に起床し、この件を報じたテレビや新聞に全て目を通し、外出せずに自宅で読書や筋トレをしたと自宅での様子を明かした。

草なぎに本を贈ったのが中居正広
「中居くんが本を3冊くらいくれたんです。いい言葉をたくさん集めた、人生に役立つ名言集みたいな本でした」

この間、草なぎと連絡をとらなかったのが中居と木村拓哉。木村は「ここで電話に出ちゃうと意味がなくなる」との思いから。一方、稲垣吾郎はうなぎの差し入れを持って2度訪問。さらに毎晩12時に電話をしていたのが香取慎吾
愛ある厳しさで接したお兄ちゃんたちと、ほどよい距離感の稲垣、とことん寄り添う親友の香取。見事な役割分担だ。

「いざ離れてみると普通にSMAPでいれることが本当に幸せ」と草なぎ。会見を開いて事情を説明、謝罪した。のちに林真理子が2014年放送の27時間テレビのなかで、「「SMAPの方って今思うと本当に、普通の人だったら『あ、そう』みたいに済むことでも、大変な社会的な事件になってしまうんです。あれがすごいですよね。
報道のされ方っていうのが」と彼らの影響力のすごさに言及していたが、改めてSMAPの真摯さや、一件を乗り越えてパワーアップしていく姿をみせてもらった。

中居正広主演ドラマ『婚カツ!』(フジテレビ系)

月刊ザテレビジョン(2009年6月号)では撮影現場の様子からキャスティング、プライベートまで明かした。

「睡眠時間が激減しても1日5食ペースで頑張る!」と、橋爪功や小日向文世、谷原章介らとの現場が楽しいと語った。また、中居演じる邦之の弟・邦康役に中居の推薦で抜擢されたのがKAT-TUN上田竜也「せっかくなら、今までドラマで見たことのない人にいて欲しいなぁと思ったから」

上田の芝居熱心な姿、現場での人気や堂々とした姿を褒めていた。上田はのちに単独ライブを行ったり、舞台にドラマと主演を務めたり、俳優としての仕事を続けている。


「初対面の女性と婚活、オレは絶対無理だなぁ」と相変わらずの中居節。ちなみに自宅のベッドには水族館で買ったイルカやアザラシのクッションだらけだという。洗えないことを気にして、新江ノ島水族館のロケがあったので購入しようと思ったが、すでに売店が閉まっており買えずじまいだったと明かした。




KIMURA開放区「ざまをみろ!」VOL.171(Myojo/2009年8月)

ドラマ『MR.BRAIN』撮影での数々の出会いに幸せをかんじた木村。最後はSMAP愛を語っていた。

共演者の香川照之、水嶋ヒロとのこんな一幕を明かした。
「男3人のシーンをこれから撮ろうかっていうときに、誰もみてないところでちょっと場当たりやってみようってことになった、もう何通りもパターンが出てくるんだよね」「俺、出演者が視聴者だけでなく内輪のスタッフですらおもしろがらせるような“もてなす”ことをしてみてもいいんじゃないかと思うんだよね」

手書きで、「ありがたい 出会い。」という風に語尾を、「仲間」「時間」、そして「SMAP」と4行に渡ってしたためられていた。

ドラマの共演者とのいい関係が構築できたことを踏まえて、「今改めて、自分がSMAPの一員であることにも喜びを感じているんだよね。『SMAPだからこそ』って感じさせられる経験をたくさんできてるから。SMAPだからこそ乗り越えられること、SMAPだからこそ応援してもらえること、SMAPだからこそ個人のフィールドでも全力でのぞめること。そのひとつひとつに感謝したい」

ドラマに舞台、ラジオ、バラエティ…多方面で活躍をし続けているSMAPのメンバー。随分前から圧倒的な人気を誇る一方で、彼らにとってどれだけSMAPの存在が大きいのかを改めてうかがい知るエピソードだった。この5人じゃなければならないのだ。
(柚月裕実)

※次回の更新は12月27日(月)21時予定! レビューを更新しましたら、エキレビ!のツイッターでお知らせします

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Writer

柚月裕実


Web編集/ライター。ジャニヲタ。アイドルがサングラスを外しただけでも泣く涙腺ゆるめな30代。主にKAT-TUNとNEWSですが、もはや事務所担。

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