アシックス、トップアスリート向けシューズの新たな生産拠点を創業の地・神戸市に開設へ!2027年12月稼働開始予定

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アシックスは4月27日、トップアスリート向けシューズの新たな生産拠点「ASICS TECHNICAL LAB」を創業の地である兵庫県神戸市に開設すると発表した。稼働開始は2027年12月を予定しており、競技力向上に特化したオーダーメードシューズの製造と、プロトサンプルの開発機能を兼ね備えた拠点として整備される。



同施設は神戸空港に近い利便性の高い立地に位置し、開放的なコミュニティスペースや測定室を設置。アスリートから直接フィードバックを得やすい環境を整えることで、これまで以上に細やかなニーズを反映した製品開発を実現する。



特にトップアスリート向けのシューズは、フィッティングや微細な調整など数値化が難しい要素が多く、職人による高度な手仕事が不可欠であるため、同施設ではこうしたクラフトマンシップをさらに深化させる。



また、製造機能に加え、人材育成の場としての役割も担う。長年培ってきた技術やノウハウを若手技術者に継承し、次世代の開発人材の育成を強化することで、持続的な技術革新を支える体制を構築する狙いだ。



さらに、同じ神戸市内に拠点を置くアシックススポーツ工学研究所や一般向け製品の開発部門と密接に連携し、プロトサンプルの制作・検証を国内で迅速に行える体制を整える。これにより開発スピードの向上と品質の高度化を図り、トップアスリート向けのみならず、一般消費者向け製品にもその成果を還元する考えだ。



これまで海外拠点にも依存していた試作機能を国内で強化することで、より迅速な改良サイクルを実現するとのこと。主な製造製品はランニングシューズ、陸上スパイク、テニスシューズなどとなるようだ。



稼働当初はトップアスリート向け製品の製造と試作が中心だが、将来的には「日本製」の高品質な製品を一般消費者にも提供する拠点としての活用も検討。また、創業地・神戸におけるものづくりの精神を発信する場として、一般見学の受け入れも計画しているという。



代表取締役社長COOの富永満之氏は、創業哲学『健全な身体に健全な精神があれかし』に基づき、スポーツ工学とクラフトマンシップを融合した製品開発を強化すると説明。

「ASICS TECHNICAL LAB」の開設により、アスリートへの価値提供を高めると同時に、開発・検証のスピードを向上させ、高付加価値製品をより早く市場へ届ける体制を構築するとしている。



今回の拠点設立は、グローバルな研究開発体制の強化とイノベーション創出の加速を目指す取り組みの一環であり、世界的企業であるアシックスのものづくりの中核を担う重要なプロジェクトとなる。



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筆者:奥崎覚(編集部)



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