今月末に開幕する2024年シーズンのJリーグ。
それを前にJリーグ公式チャンネルでは、2023シーズンの忘れられない一戦を振り返る企画を行っていた。参加したのは、槙野智章、坪井慶介、JOYさん、お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさん。
ワッキーさんが選んだのは、昨年6月に行われたJ1第17節の横浜F・マリノス対柏レイソル戦。
4-3でマリノスが制した激闘で、決勝ゴールを決めたのは、宮市亮だった。靭帯断裂の大ケガから戻ってきた宮市にとってはこれが復帰後初ゴールでもあり、得点後にはサポーターのもとに駆け寄り、喜びを爆発させていた。
ワッキーさんはこの一戦についてこう熱く語っていた。
「大怪我してねリハビリを頑張って頑張って、やっと復活して。それを魂で逆にズドンて決まるシュートよりもコロコロって入ったほうが胸に突き刺さるというか。
その後にピッチのほうに走っていくのではなくて、サポーターのほうに走っていくんですよ。いつも応援ありがとうございます、膝も治ったんです、みなさんのおかげでっていうことで向こうに行くわけじゃないですか。
リアルタイムで見てたんですけど、泣きました。あのシーンは。たまらなかったな、この試合」
泣いたという意見に3人も同意していた。
さらに、ワッキーさんは「普通にギャルとかが見ていてもおもしろい試合だったと思う。いっぱい点が入るから」とも発言。
これにJOYさんは「ギャルだけ集めてこの試合を見る企画やりたいですね」と乗りつつ、「みんなに響く試合。こういう試合を2024年も見たい」とも話していた。
なお、宮市本人も「現役を続けていて良かったです。ゴールで誰かを喜ばす職業は本当に良いなとも感じました。この景色を待っていましたし、それをサポーターの皆さんと分かち合えました。あきらめなければ何かが変わることを皆さんに感じ取ってもらえればうれしいです。魂が乗って、ゴールに入ってくれました。うれしかったですし、何だろう。いろんな人の思いが乗ったゴールだからこそ入ったんだと感じています。時が止まったように感じましたね。すごい回転がかかっていたので、僕の力ではどうしようもありません(笑)皆さんのポジティブなエネルギーが後押ししてくれて入ったんだと思います。リハビリの期間がフラッシュバックするような感じでした。ゴールを決めた喜びよりも、サポーターやチームメート、スタッフが駆け寄ってきてくれた感じがうれしかったですね」とこのゴールについて語っている。

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