◆米大リーグ Dバックス2―3ロッキーズ(22日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ロッキーズ・菅野智之投手(36)が22日(日本時間23日)、敵地・Dバックス戦に中5日で先発し、移籍後最長の6回2/3を投げて6安打2失点。球数97球で3三振を奪い、防御率は試合前の4・02から3・86に良化した。

 ロ軍は8回に追いついて菅野の黒星を帳消しにすると、9回に1死からの連打で勝ち越し。逆転勝利で連敗を「3」で止めて今季20勝目とし、借金を「12」に減らした。

 菅野は初回、2番キャロルからカーブで空振り三振を奪うなど3者凡退と好発進したが、0―0の2回。先頭の4番アレナドに初安打となる左中間への二塁打を許すと、1死三塁から6番グリエルの中犠飛で先取点を献上した。

 4回は先頭ペルドモに四球。その後2死二塁からまたもグリエルに左前適時打を浴びた。味方が1点を返した直後の5回。2安打と盗塁で2死一、三塁とされ、3番ペルドモには初球のスプリットを捉えられたが、打球は野手の正面に飛んで右直となった。

 前回16日(同17日)の本拠地・Dバックス戦では5回7安打2失点で今季4勝目を挙げ、日米通算150勝(巨人で136勝、MLBで14勝)に到達した右腕。試合開始直前に吐き気や下痢などの症状に見舞われ、先発回避の可能性もあった中で「腹をくくって投げると決めた以上は、しっかり投げようと決めました」と気合の88球だった。

 大卒投手で日米通算150勝に到達したのは黒田博樹ドジャースなど)、和田毅(カブスなど)に続く3人目の快挙だった。しかし、「通過点」と強調した菅野は「次の151勝目を目指して、また明日から頑張りたい」と話していた。

菅野の新たな“挑戦”は今後にさらなる期待を持たせるものだった。

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