「彼が試合に与える影響を忘れるな」——ベッツが怒った理由と、大谷翔平が証明し続けたもの

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ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、投打両面で同時に輝き始めている。5月上旬には打撃不振が続いていたが、直近7試合連続安打を記録しながら投手として今季防御率0.73(リーグ最優秀)を維持するという、二刀流としての真骨頂を見せている。

打者としての不振期間中も圧倒的な投球を続けてきた男が、ようやく打撃面でも覚醒し、"両輪同時稼働"の状態に入った。



防御率0.73が語る、崩れなかった理由



米『FOX Sports』によると、大谷は今季49イニングを投げて防御率0.73、WHIP(1イニングあたりに出した走者の数)も0.84という驚異的な数字を残している。奪三振と四死球の比率(K/BB比)は54:13。5月上旬に打者として打撃不振に陥っていた時期も、マウンド上では一切崩れることなく支配的な投球を維持し続けた。



チームメイトのムーキー・ベッツは自身のポッドキャスト番組『On Base With Mookie Betts』で、批判的なファンに向けて「打てない試合が続くと"翔平、どうした?"となる。でも彼は7イニングを2安打で投げ、防御率0.7台なんだ。試合に与える影響を忘れてはいけない」と反論したことでも話題を呼んだ。



7試合連続安打、スランプは"幻"だったのか



一方、打者・大谷の復活も鮮明だ。『FOX Sports』によると、直近7試合連続安打でこの期間の成績は27打数13安打(打率.481)、7本の長打、10打点を記録しており、5月前半のスランプから完全に抜け出したとみられる。今季の成績(5月23日時点)は打率.272、出塁率.399、長打率.486で、本塁打8本・26打点・6盗塁。パドレス戦では1球目を先頭打者本塁打で仕留めたうえ、投げては5回無失点と投打の両面でチームを牽引した。

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