今夏に行われるサッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会について、米政府高官がイランに代わってイタリアを出場させるよう国際サッカー連盟(FIFA)に要請したと報じられたことが、中国でも話題になっている。
英紙フィナンシャル・タイムズが22日付で報じたところによると、米ドナルド・トランプ大統領の特使であるイタリア出身のパオロ・ザンポッリ氏がイランの代替としてイタリアをW杯に出場させるようFIFAに要請したという。
記事は、この提案の背景として、「トランプ氏とイタリアのジョルジャ・メローニ首相との関係修復を図る狙いがあるとされる」と指摘。「両者の関係は、トランプ氏がイラン戦争をめぐってローマ教皇レオ14世を批判したことをきっかけに悪化したと言われている」と伝えた。
今大会については、イランサッカー連盟がグループリーグの試合会場を米国からメキシコに変更するよう要請したものの、FIFAに却下されていた。しかしイラン側は大会自体には出場する意向を示しているという。
今回の件について中国のネットユーザーからは「ルールに基づく秩序をまたひっくり返そうというのか?」「小さい頃から聞かされてきた『スポーツに国境なし』がうそだということが分かった」「石油でイランを締め上げられないから、サッカーで締め上げようとするのか」「こういうやり方はひどいと思う」といった批判の声が上がった。
また、「イランの代わりにイタリア、悪くない」「イタリアを出場させるなら米国の代わりで」「たとえイランが不参加になったとしてもアジア枠から選ばれるのが筋。イタリアの出番はないよ」「イランの代わりに中国を出場させてよ。レアアースいっぱい売ってあげるから」「イランの代わりであれば中国では?アジアの国だし」「やめとけ。恥をかくだけ」といったコメントも見られた。
このほか、「もしイランと米国が当たったら、レッドカードが11枚くらい乱れ飛びそう」「(イラン代表は米国に)行くことはできるけど、帰ってこられないかもしれないぞ」「そもそも米国は(イラン選手に)ビザ発給するのか?」といった見方も出ている。(翻訳・編集/北田)











