越境決済の相互接続に新たな動きがあった。微信支付(WeChatペイ)はこのほど、韓国、スリランカ、タイ、マレーシア、シンガポールの5カ国の決済用QRコードが微信支付に直接接続するようになったことを明らかにした。

つまり、この5カ国では、ユーザーは微信支付の専用QRコードを探さなくても、微信アプリで現地の決済プラットフォームのQRコードをスキャンするだけで決済が完了するということだ。

これまで、中国人ユーザーが国外に出る時は、決済用ソフトウェアを切り替えたり、事前に外貨に両替をしたりと、面倒なプロセスが必要だった。それが今では、中国人観光客はスマートフォンで微信アプリを起動さえすれば、訪問先のさまざまなオフラインの消費シーンで簡単に決済することができ、普段使わないソフトやアプリの操作を新たに学ぶ必要もない。

現在、微信の越境決済は世界の78カ国・地域で利用でき、36種類の通貨に対応している。

中国は海外での決済や消費を便利にすると同時に、インバウンドの決済体験を向上させるため、「海外発行カードの国内アプリひも付け」と「海外アプリ(ウォレット)の中国国内使用」の普及を進めている。

中国人民銀行(中央銀行)が1月に開催した決済業務に関する会議では、26年に人民元越境決済システムの構築を加速し、越境決済の相互接続を推進し、越境決済システムの多元化・多層化に向けた発展を推進することが明確に提起された。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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