米疾病予防管理センター(CDC)は5月9日、米大手クルーズ会社のプリンセス・クルーズが運航するクルーズ船「カリビアン・プリンセス」号が4月28日にフロリダ州ポート・エバーグレーズを出港した後、航海中にノロウイルスの集団感染が発生し、乗客102人と乗員13人が感染症状を報告したと発表しました。乗客乗員に占める感染者数の割合が高いため、米国の公衆衛生関連部署はすでに厳格な防疫管理対策をスタートさせました。

CDCが7日に発表したデータによると、今回の感染者数は乗客3116人の3.3%を、乗員1131人の1.2%を占めているとのことです。船上では、すべての区域の清掃・消毒頻度の増加や感染者の客室での隔離・療養、採取したサンプルを検査室に送り分析するなど感染拡大を防止するための措置が講じられています。

プリンセス・クルーズ社の報道官は、米国の公衆衛生関連部署の提案に従い、今回の航海終了後に、船全体の総合的な清掃と消毒を実施し、関連部署と協力して対応作業を展開すると表明しました。このクルーズ船は5月11日にフロリダ州オーランドのポート・カナベラルへ到着し、航海を終える予定です。

ノロウイルスは急性胃腸炎を引き起こす一般的な病原体の一つであり、感染後は下痢、嘔吐(おうと)、腹痛、吐き気などの症状がよく見られます。クルーズ船や病院、キャンパスなどの密閉空間は感染しやすい場所となっています。(提供/CGTN Japanese)

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