台湾では日本の福岡県柳川市にある田脇日吉神社のお守りを日系商品の通販サイトで高額で転売したことが広く知られるようになった。台湾人ネットユーザーからは「申し訳なさと恥ずかしさを強く感じています」などの声も寄せられた。
田脇日吉神社が4000円で頒布している「水晶守り誂え(あつらえ)」は独特なデザインにより人気が高まり、台湾人向けのインターネットの通販サイトで、1400台湾ドル(約7000円)から1599台湾ドル(約8000円)の価格で売られるようになった。「水晶守り誂え(あつらえ)」の中国語名は「水晶御守手錬」で、「水晶お守りブレスレット」の意味だ。日本語名の「誂え」から読み取れる「丹精を込めた」のニュアンスはなく、単なる装飾品として扱われている雰囲気がにじみ出ている。
田脇日吉神社は8日になり、SNSの公式アカウントを通じて、「田脇日吉神社のお守りが台湾のサイトで転売されていると、ご連絡をいただきました。お守りはアクセサリーではありません。神様のご神徳をいただく神聖なものです。雑貨のように扱われ、値引きのお買い得表示の末に約8000円と高額に転売されている事に大変衝撃を受け、神様への冒涜(ぼうとく)に非常に憤っています」「オンラインEC社務所から台湾、海外の方にも直接お授け出来ますので、転売でもうけようとする穢(けが)れで御神徳の消えたお守りを高額で購入されませんようご注意下さい」と表明した。
田脇日吉神社によると、これまでは家族分を拝受したい人もいると考え、複数体の要望にも応えてきたが、現在は「苦肉の策で一部の授与品はお1人1体のみの制限をかけて」いる状況だ。ただし、「ご事情のある方はメール、メッセージを頂けましたら、この限りではありません」という。また、転売といった行為が続いた場合、郵送対応を中止せざるを得ないとの考えだ。
この状況について、ある台湾人は「一人の台湾人として、起きたことに対して非常な申し訳なさと恥ずかしさを感じています。
三立新聞網によると、田脇日吉神社の「水晶守り誂え」は日本製および日本関連商品を扱って人気のある日本好物調査局で売られていた。日本時間10日午前9時までに関連する商品は取り下げられていたが、同時点で日本好物調査局による同件についての公式声明は発表されていないという。
三立新聞網は、日本の神社のお守りの転売について「台湾人が国外にまで恥をさらした」と厳しい論調で非難した。(翻訳・編集/如月隼人)











