2026年5月8日、韓国・マネートゥデイによると、重要なプロジェクト発表が予定されている日の朝に、ペットの犬の葬儀を理由に休暇を取得した会社員を巡り、インターネット上で論争が起きている。

あるコミュニティに「犬の葬儀のために会社を休むのは正しいことなのか」と題する投稿が掲載された。

重要なプロジェクト発表が予定されている日、入社して5カ月という若手社員が「今朝早くペットの犬が亡くなったので有給休暇を取得します」と連絡してきたという内容だ。

投稿者は「午前中だけ出勤し、発表に関する自分の担当業務を果たしたあと早退する」ことを勧めたが、若手社員はこれを拒否。何度説得しても泣きながら「無理です」と答えるばかりで電話を切られてしまったという。投稿者は「他部署の力を借りてなんとか発表を終えたが、あきれて言葉も出なかった。こんなことでいいのか」と書いている。

この投稿に対する反応は、若手社員擁護派と、上司である投稿者擁護派に分かれ、論争になったという。若手社員擁護派の声は、「かわいがっていた犬が亡くなったのだから、1日くらい休んでもいいと思う。入社5カ月の若手がいないと業務が回らなくなるのか」「ペットを家族同然に考える人もいる」「無断欠勤でもないし」などとなっている。

一方で、投稿者擁護派は「業務をこなして早退するよう、配慮しているのに何が問題なのか」「有給休暇を取るなとは言ってない。大事な発表だけはやってくれと言ってるんでしょ」「プロジェクトに関わっている人間は、こういう時、何があっても出なきゃダメ」「割り当てられた仕事があるんだろうから、午前中だけでも出勤すべき」と主張している。

また、「犬を飼っている身としては残念だけど、社会的な視線は冷たいのが現実だ」「犬を飼ったことがあるから気持ちは分かるけど、まだ社会がそれを受け入れる雰囲気じゃないことも知っているから、自分なら休まない」「自分もこの立場なら休暇を取ると思うが、大事なプロジェクトの日なら午前だけでも出勤する。プロジェクトということは多くの人が関わって準備してきたはず。

それに穴を開けるわけにはいかない」など、ペットを亡くした若手社員に共感しつつ、会社には行くという声も多く見られた。「自分も早朝に犬を亡くしたけど会社に行った経験がある。自分の様子を見て、上司が早退させてくれて、翌日も休みにしてくれた」という経験談もあった。

農林畜産食品部の資料によると、2025年現在、伴侶動物を飼育している世帯は全体の約29.2%で、過去最高を記録した。3世帯のうち1世帯は動物と共に暮らしていることになる。

この記事のコメント欄では、「慶弔に犬まで含まなきゃならない社会なのか」「新入社員でも課長でも社長でも大統領でも、重要な任務は全うすべきだ」「こういう若手社員は社会生活に向いてない」「これは職務放棄でしょ」「とりあえず出勤して発表だけ済ませて帰ればよかったのに」など、投稿者擁護のコメントが多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

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