2026年5月8日、韓国・ソウル新聞は、世界的に単身世帯が増え、外食の個人化が進む中で「一人飯族」が増えている一方、海外メディアの記者が韓国の飲食店で「1人客」を理由に入店を断られた経験を明かしたと報じた。

米CNNの旅行サイト「CNNトラベル」に現地時間5日、記者のソウルでの体験談が掲載された。

飲食店に入り、指を1本立てて「1人で食事できるか」と尋ねたが、店側は首を横に振り、出口を指さしたという。さらに別の店でも、一人飯を拒否されたといい「当惑し混乱した」と振り返っている。同メディアは「2024年時点で韓国の1人世帯の割合は36%超で過去最高を更新したが、依然として一人飯に対する認識は十分ではない」と伝えた。昨年年末、ソウルの飲食店が「(私たちは)孤独を売っているのではないので、1人で来ないでください」という案内文を掲示し、批判を浴びたケースなどにも言及している。

ただ、「一人飯」の拒否は韓国特有のものではないとし、スペインや英国での事例も紹介。「もはや特別な現象ではなく、外食産業における一つのトレンドに成長している」と分析している。そのうえで、「韓国では焼肉、チゲ、総菜などを複数人で分け合って食べる文化が強いため、一部の店では一人飯が難しい場合もあるが、ビジネス街を中心に可能な店も増えていると説明している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国人は情が深いなんて誰が言ったんだ。サービス精神ゼロ」「総菜を並べる文化がなくならないと1人客は受け入れられない」「一人飯にはコツがある。客の多い時間に1人で行けば、歓迎されなくて当然だ」「ビジネス街だと昼どきの2~3時間が売り上げの90%を左右する。1人で来て4人掛けのテーブルを占有されれば、店も待ってる客も困る。だから最近は1人席を設ける店が増えてきてるよ」

「1人で食べて店が気に入ったら次は誰かを連れて行く、というところまでは考えないのか?門前払いされたら、二度とそこには行かない」などのコメントが寄せられている。

(翻訳・編集/麻江)

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