中国メディアの環球時報によると、シドニー・モーニング・ヘラルドはこのほど、英国が支配してきたスポーツのスヌーカーで中国革命が起きようとしているとする記事を掲載した。
記事は、今年の世界スヌーカー選手権で中国の呉宜沢(ウー・イーザー)(22)が優勝したことに触れ、「このスポーツの勢力図における地殻変動の最新の象徴だ」と伝えた。
そして、「世界選手権はほぼ1世紀にわたって英国の選手によって支配されてきた。しかしこの2年間は新たな秩序の到来を示唆している」とし、世界選手権を6回制覇した伝説的プレーヤー、スティーブ・デイビス氏の話として「突然、せきを切ったように才能があふれ出した。中国選手のプレースタイルは、これから登場する欧州や英国の選手の基準となるだろう」と伝えた。
記事は「中国におけるスヌーカーの成長規模は驚異的だ」とし、競技人口は推計5000万~6000万人に上り、ビリヤード場やスヌーカー場の数も2005年の約3万4000から30万へと増え、メディアも放送に力を入れていると伝えた。
記事は、2016年にワールドスヌーカーの会長だったバリー・ハーン氏が、「いつの日かトップレベルの選手の半数が中国出身になるだろう」と予測していたことに触れ、「それから10年後、その予測は現実味を帯びてきている。中国国内ではキューを使ったスポーツが多様化していて、『チャイニーズ8ボール』は爆発的な人気を博し、スヌーカーから選手を引き抜いている。しかし中国選手による相次ぐ世界タイトル獲得は、今や勢力均衡が再び傾きつつあることを示唆している」と伝えた。
記事によると、世界プロフェッショナルビリヤード・スヌーカー連盟(WPBSA)のジェイソン・ファーガソン会長は「私たちが初めて中国に行った時、スヌーカー台もスヌーカークラブもなかった。だが10年後にはスヌーカーが国民的スポーツになった。中国には今、30万ものビリヤードクラブがある。ものすごい規模だ。多くの人がスマートフォンやテレビで観戦し、クラブは満員だ。











